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ニュース&トピックス
公開日:2015/02/20

松屋銀座「第37回世界のカメラ市」で見つけたお小遣い3万円台で買えるカメラ・レンズ!

text & photo 中村文夫
今年で37回を迎えるI.C.S輸入カメラ協会主催の「世界のカメラ市」が、2015年2月18日から23日まで松屋銀座で開催されている。CP+とともに、カメラファンに春の訪れを告げる大イベントだ。日本を代表する有力カメラ店がこの日のために商品を準備。1,000万円に届こうとする超レアものからワンコインで買えるアクセサリーまで、あらゆる商品が揃う日本最大規模の中古カメラ市だ。
今回は、そんな中からお小遣いプライスの3万円台(4万円以下)で買えるお手頃な商品をチョイスし、紹介することにしたい。
*掲載している商品は、取材時のもので現在の店頭での在庫を保証するものではありません。



取材にお邪魔したのは、会期2日目。ちょうど春節なので、中国のお客さんで賑わっているだろうと思っていたら、いつもなら聞こえて来る中国語が、全然耳に入らない。お店のスタッフに聞いたら、レアもの狙いのお金持ちのお客さんは正月を家で過ごすので、初日の午後、早々と引き上げてしまったという。それでも会場はごらんの通り大盛況。週末は満員御礼の札が下がるだろう。


会場案内図
入口でプリントした案内図を配っているので最初にこれを手に入れると良いだろう。




会場の奥に抽選所があり、案内状を持って行くと抽選できる。一等は3万円の買い物券。案内状を持ってるい人は、忘れずに持って行こう。



ICS事務局が設けた特別催事コーナーでは価格帯別に商品を展示。予算に合わせた買い物ができる。
フジカGSW690 34,500円
65ミリの広角レンズが付いた69判カメラ。大きさの割りに軽く、使いやい中判カメラだ。





ミノルタX-1AEファインダー、ニューMD50ミリF1.4付 38,880円
ミノルタが初めてファインダー交換式を採用した最高級機。発売は73年で、定価は13万円超。ニコンF2やキヤノンF-1より高かった(ペンギンカメラ)




1万円台から買える東独&ロシア系M42マウントレンズ。
アカサカカメラ



シュナイダー製Sクセナー40ミリF3.5付ローライ35。シュナイダー付は、とても珍しい。39,800円(千曲商会 )






モノレールタイプの本格的ビューカメラ、ホースマンL45EM2。ジナーより断然使いやすいとプロカメラマンの間で絶賛された名機だ。27,800円 (ナショナルフォート)



ローライコードVa。シュナイダー製クセナー75ミリF3.5の写りにも定評がある。お財布にやさしい 37,800円 (喜久屋カメラ)



ライカデビューにお勧めのライカIIIfは32,400円。もっと低予算で抑えたいなら、17,280円のIIIaという選択も。(三共カメラ )


レンズ交換式二眼レフのマミヤC33はセコール105ミリF3.5付で27,000円。蛇腹式なので接写にも強い。(ラッキーカメラ )



マミヤがCシリーズ用に開発したパラメンダー雲台。ベースプレートを上下させワンタッチでパララックスが補正できる。カタログで見たことがあったが、現物は初めて見た。19,440円。(新橋イチカメラ )



35ミリフィルムを使い23×24ミリサイズの写真を2枚同時に撮る本格的ステレオカメラ。レンジファインダー内蔵なので正確なピント合わせができる。30,240円 ダイヤモンドカメラ



いちどにたくさんのアクセサー類が見られるのも、この中古市の大きな特徴。ライカを売り物にするスキヤカメラらしい品揃えだ。 (スキヤカメラ)



ニューフジカミニ 元箱、チェーンストラップ、英文説明書付き 34,560円 シルバーボディはよく見かけるが、ブラックボディのニュータイプはとても珍しい。(カメラのアルプス堂 )


巻き上げレバーの予備角に連動して観音開きのカバー開くチノンベラミ。ふつうはトビラに馬車の模様が付いているが、この商品は輸出仕様なので、ブラックのシックな仕上げ。32,400円 (富士越カメラ)







毎年、多彩な銀塩フィルムを揃えて北海道から出店するかわうそ商会。銀塩ファンの強い味方だ。


「欲しいけど高い」と尻込みしがちなライカ製品だが、じっくり捜すと意外な掘り出し物が。ズミター50ミリF2 36,700円、エルマー50ミリF3.5 35,640円 (フォトベルゼ)


銀一ブースに並んだニコンV1は10ミリF2.8レンズ付で16,800円から。このほかフェーズワンなどプロ用中判デジタル関係にもお買い得品多数。 (銀一)



番外編・3万円台では買えないけど・・・どうしても紹介したい逸品



220度の画角を有するフィッシュアイニッコール6ミリF2.8。巨大な前玉の迫力に圧倒される。888万円(ボディ別)という値段も超弩級だ。(早田カメラ )



コンタックスNマウントレンズをソニーNEXに装着するためのマウントアダプター。電子回路を内蔵し、ボディ側でAF/AEが制御できる。62,640円(会場特価) (エレフォト)


特製アダプターを組み合わせライカスクリューマウントボディに取り付けられるようにしたニコンF用2.1センチF4。ファインダー付きで100,800円(ボディは別売り)
(秀光 )


中村文夫の今回のお買い物

アルプス堂で見つけたアサヒフレックス用ボディキャップ。一眼レフである以上、必ず存在するはずの商品だが、現物は初めて見た。もしかしたらレンズより貴重かも。こんなレアものが発掘できるのも、この中古市の醍醐味と言えるだろう。




<関連記事>
I.C.S輸入カメラ協会主催 銀座松屋 第37回 世界の中古カメラ市
http://camerafan.jp/cc.php?i=333



中村 文夫(なかむら ふみお)

1959年生まれ。学習院大学法学部卒業。カメラメーカー勤務を経て1996年にフォトグラファーとして独立。カメラ専門誌のハウツーやメカニズム記事の執筆を中心に、写真教室など、幅広い分野で活躍中。クラシックカメラに関する造詣も深く、所有するカメラは300台を超える。日本カメラ博物館、日本の歴史的カメラ審査委員。
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