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新製品レビュー

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新製品レビュー
公開日:2015/04/21

【番外編】フォトテクニックデジタル5月号付録 マゼンタ&白 折りたたみ小型レフ

photo & text 大村祐里子

Canon EOS 5D Mark III + EF50mm f/1.2L USM
F2.8 1/500 ISO400 WB太陽光 モデル:美音(みおん)

現在、発売中のフォトテクニックデジタル2015年5月号には、なんと特別付録として「マゼンタ&白 折りたたみ小型レフ」がついています。この直径40cmほどの小型レフは、マゼンタ色と白のリバーシブルタイプ。マゼンタ側は、一見「白」に見えるほど薄いマゼンタ色。これは、新緑の季節、ポートレート撮影におけるお肌の緑かぶりを軽減するために特別に開発されたものとのこと。
撮影当日は生憎の雨でしたが、早速ポートレート撮影にこの小型レフを使用してみました!


フォトテクニックデジタル5月号付録 マゼンタ&白 折りたたみ小型レフ


*雑誌に付属するレフ板は1枚です。色を比較するために2枚並べています。


マゼンタ&白 折りたたみ小型レフテスト撮影


Canon EOS 5D Mark III + EF50mm f/1.2L USM(機材は以下、共通)
F2.8 1/60 ISO400  WB太陽光

(レフなし)
モデルに、大きな葉の下で、上を見上げてもらいました。顔全体が暗くなり、その上に葉の緑色がかぶったせいでイヤな感じの顔色になってしまいました。




(レフあり・色)
モデルのアゴの30cmほど下に白レフを入れました。これだけで、驚くほど顔全体が明るくなります。ただし、若干、緑色がかぶっていて不健康な顔色に見えます。



(レフあり・マゼンタ)
今度はマゼンタ側を使用しました。明るさは白レフのときと同じくらいですが、肌にのった緑色を補色のマゼンタが適度に打ち消してくれたので、健康的な顔色になりました。



<撮影風景>

サイズがコンパクトなので片手に持って撮影できます。キャッチライトを入れるのにも有効です。



F4 1/60  ISO400 WB太陽光
(レフなし)


(レフあり・マゼンタ)



アシスタントがいるケース。レフは、太陽光と反対側のシャドー部分に当てます。

「マゼンタ&白 折りたたみ小型レフ」 を使ってみた感想


まず、この小型レフの主目的である「緑かぶりの軽減」について。実際に試してみたところ、葉の真下や真横にモデルの顔があるような、緑かぶりが激しいシチュエーションではかなり効果があると感じました。この小型レフのマゼンタ側は、緑かぶりを「撲滅」するのではなく、あくまで「軽減」するものなので、モデルの顔色は、少しだけ緑色の残った自然で健康的な色に仕上がります。

一方の白側も、モデルの肌の色を自然で柔らかな明るさに起こすことができます。通常の白レフとしても充分実用に耐えうるものだと思います。

使ってみて良いなと感じた点は、そのサイズ感です。小さく折り畳んで持ち歩けるので、荷物にならず、移動の多い屋外ロケにはピッタリだなと思いました。また、とても軽く、直径も40cmと通常のレフ板に比べて小さめなので、片手でレフを持ちモデルに近づけ、もう片方でカメラを持ち撮影をする、というスタイルも実現可能です。このように、アシスタントがいない場合でも、レフ板を使った撮影ができてしまいます。

ひとつ注意すべき点は、40cmと小さいサイズなのでモデルの全身が入るような引きの構図で撮影をする場合は、効果が期待できないということです。レフの効果を最大限に出したい場合は、モデルにかなり近づける必要があります。

レフ板を使ったことがない人は、まずこの小型レフを使って、光の操作に慣れてみるとよいでしょう。その次の段階で、モデルの全身をカバーできるような大きなサイズのレフ板を購入してステップアップすると良いと思います。



YURIKO OHMURA - PORTRAIT GALLERY -

*今回撮影した写真です。レフ板を使用していない写真も含まれます。


F2.8 1/200 ISO400 WB太陽光


F2.2 1/320 ISO400 WB太陽光



F2 1/320 ISO400 WB太陽光



F1.8 1/400 ISO400 WB太陽光


F2.8 1/160 ISO400 WB太陽光


F2 1/200  ISO400 WB太陽光







フォトテクニックデジタル2015年5月号 好評発売中


A4変型 130ページ/特別定価:本体925円+税

「マゼンタ&白 折りたたみ小型レフ」 は、フォトテクニックデジタル2015年5月号 の付録です。

【主な内容】

◯特集◯



春の屋外&半屋外
ポートレート撮影Q&A

季節は春から初夏へ。
女の子の表情も自然とやわらぐこの季節、
撮影チャンスも増えることだろう。
そこで、「屋外で撮影する」ためのポートレート撮影ノウハウと、
ポートレートにまつわる疑問を
インタビュー&撮影会潜入ルポでお届けする。
photo : 中場敏博/ 藤本和典
model : 内藤小也華/ 仁村紗和


巻頭グラビア

新井愛瞳(アップアップガールズ(仮))
長野博文+キヤノンEOS-1D X/リコーイメージングPENTAX 645Z



グラビア

天空の塩湖 ボリビア/ウユニ塩湖
小池キヨミチ+富士フイルムFUJIFILM X-T1



グラビア

澤田汐音

関 純一+キヤノンEOS 5D Mark III

フォトテクニックデジタル5月号の詳細はこちらから
http://www.genkosha.co.jp/pd/backnumber/3517.html


☆購入サイト
Amazon
玄光社サイト



 著者プロフィール  
大村 祐里子(おおむら ゆりこ)

1983年東京都生まれ
ハーベストタイム所属。雑誌、書籍、俳優、タレント、アーティスト写真の撮影など、さまざまなジャンルで活動中。雑誌連載:『フォトテクニックデジタル』にて「身近なものの撮り方辞典」を連載中。

ウェブサイト:http://omurayuriko.jp/
ブログ:http://shutter-girl.jp/
Twitter:@Holy_Garden
 
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