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新刊情報

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新刊情報
玄光社のオススメ新刊情報です
公開日:2017/11/22

【新刊】清水哲朗が見つめた、あなたの知らないモンゴル「うまたび〜モンゴルを20年間取材した写真家の記録」

CAMERA fan編集部

<新刊情報>

「うまたび〜モンゴルを20年間取材した写真家の記録」
清水哲朗・著
2017年11月30日発売 発行:玄光社


<内容>
写真家 清水哲朗が1997年から20年間、広大な全土を旅し、出会った人々の暮らしや自然風景、希少動物を撮影した旅の記録。遊牧民と一緒にクマが生息する最北部を目指した乗馬紀行、不法金鉱山労働者への密着取材など、様々な出来事と写真では語り尽くせない心の内を書き下ろした。第1回名取洋之助写真賞受賞写真家の最新作。
新刊発売に合わせて2017年11月24日(金)よりオリンパスプラザにて写真展も開催される。












 

【著者略歴】

清水 哲朗(しみず てつろう)
1975年横浜市生まれ。日本写真芸術専門学校卒業後、写真家・竹内敏信事務所で3年間助手を務めた後、23歳でフリーの写真家として独立。独自の視点で 自然風景からスナップ、ドキュメンタリーまで幅広く撮影する。ライフワークのモンゴル取材は1997年にスタート。2005年「路上少年」で第1回名取洋 之助写真賞受賞。2012年、写真集「CHANGE」をモンゴルで出版。2014年、日本写真協会賞新人賞受賞。写真集「New Type」で、2016年さがみはら写真新人奨励賞を受賞。2017年10月にモンゴル・ウランバートルで開催された「日本・モンゴル外交関係樹立45周 年記念特別写真展」に参加・出展。公益社団法人日本写真家協会会員。



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「うまたび〜モンゴルを20年間取材した写真家の記録」(玄光社)
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<写真展情報>

東京と大阪のオリンパスギャラリーにて清水哲朗 写真展「Anchin」を開催する。Anchin(アンチン)とはモンゴル語で「狩人」の意味。各会場にて清水哲朗氏のギャラリートークも開催する。「うまたび」と共にモンゴルの世界に浸れる写真展だ。

【写真展案内】

清水 哲朗 写真展「Anchin」

モンゴル最北部フブスグル県ツァガーンノール郡の奥地には「タイガ」と呼ばれる針葉樹林帯が広がっている(ロシア国境が近いため国境警備隊の許可証がなければ行くことはできない)。厳冬期には氷点下40℃を下回る日も少なくないが、ヒグマやオオカミ、オオヤマネコ、ヘラジカ、クズリ、カワウソ、クロテンといった動物や巨大魚イトウも生息する自然豊かな場所である。馬に乗り、いくつもの川や湿地帯、ガレ場を抜けるとオルツ(円錐形の住居)に暮らすトナカイ遊牧民の集落がある。彼らはモンゴル語を母語としているが、ロシア連邦トゥバ共和国の人々と同じトゥバ民族でモンゴル民族ではない。モンゴルのトゥバ民族は社会主義崩壊まで人類学的調査がほとんど行なわれなかったこともあり、DNA調査やシャーマニズム研究者、独特の暮らしをひと目見ようとする人々が世界中から訪れている。彼らは国からの生活保護を受けているが、2009年から2010年にかけてNINJA(許可なしで金を掘る労働者)が集まった金鉱山バブルや夏場の観光業の恩恵を受け、暮らしは年々豊かになっている。ここ数年はトナカイの角を細工して新たな収入も得るようにもなった。しかし、長らく狩猟で生活してきた民族。法律的に狩猟が禁止されている現在でも随所にその片鱗が見られる。本作は2009年、2012年、2016年〜2017年にかけての計6回、タイガの魅力とその周辺に暮らす人々の変わり行く生活を取材したドキュメンタリーである。

※Anchin・・・アンチン。モンゴル語で「狩人」


出展作品数:モノクロ 約40点
 

<オリンパスギャラリー東京>

期間:2017年11月24日(金)〜11月29日(水)
時間:午前11:00〜午後7:00(最終日 午後3:00)
   木曜休館 入場無料

清水哲朗ギャラリートーク(東京)
日程:2017年11月25日(土)14:00〜15:00
   参加無料 / 予約不要


【オリンパスギャラリー東京】11月24日〜11月29日 清水 哲朗 写真展
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/732


 

<オリンパスギャラリー大阪>

期間:2017年12月8日(金)〜12月14日(木)
時間:午前10:00〜午後6:00(最終日 午後3:00)
   日曜・祝日休館 入場無料

清水哲朗ギャラリートーク(大阪)
日程:2017年12月9日(土)14:00〜15:00
   参加無料 / 予約不要

【オリンパスギャラリー大阪】12月8日〜12月14日 清水 哲朗 写真展
https://fotopus.com/event_campaign/showroomgallery/detail/c/737

 

<カメラファンがオススメする書籍>


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著


IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック


フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著
 
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「赤城写真機診療所 MarkII」
〜高速連写はやめなさい〜

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電子書籍版:1800円+税

<紙版>
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<電子版>
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