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中古カメラ 一期一会

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中古カメラ 一期一会
ショップのショーケースにならぶ中古カメラたち。中古カメラは1点モノで、同じ物は2つと無い。。。いまこの時を逃したら、目の前のカメラとは2度と出合えないかもしれない。写真家がショップを彷徨いながら出合った魅力的なカメラたちを紹介する。
公開日:2012/10/01

オールドレンズからジャンクカメラまで〜アキバのキケンな深い沼@にっしんカメラ〜

photo & text 大浦タケシ
(取材協力:にっしんカメラ

パナソニックLUMIX DMC-G3+キヤノン28mmF3.5
EVFを内蔵するミラーレスモデルなら、ファインダーに接眼してしっかり構えられるのでブレにも強い。掲載したLUMIX DMC-G3は有効1600万画素のLiveMOSセンサーに、144万ドットのEVFを搭載。一眼レフライクなスタイルも人気のカメラだ。装着したレンズは、おそらくは1957年発売開始のもの。開放値はF3.5だが、28mmレンズとして当時はこれでも明るいほうであった。




オリンパス PEN E-P2
+フォクトレンダー Snap Shot-SKOPAR25mmF4MC
+フォクトレンダー Super Wide-HELIAR15mmF4.5 ASPHERICAL

E-P2に、マウントアダプターを介して、フォクトレンダーの「Lマウント」レンズを装着してみるのはいかがだろうか。ともにクラシカルなスタイルであると共に、E-P2がガンメタリック仕様のため、この組み合わせではまったく違和感がない。装着したときの実際の画角とは合っていないが、光学ファインダーも雰囲気である。マウントアダプター未経験にもオススメの組み合わせだ。  




マウントアダプター
ノーブランドのL39→マイクロフォーサーズアダプター。リーズナブルな価格なので入門用として最適。にっしんカメラでは、様々なカメラ、レンズに対応するマウントアダプターを用意している。新品。




ペンタックスK-01
オーストラリア在住のインダストリアルデザイナーによるユニークなボディシェイプのミラーレスモデル。フランジバックを同社の一眼レフと同じとしているため、マウントアダプターを使った遊びは限られるが、気軽にライブビュー撮影が楽しめ、スナップなどでは活躍してくれる。同梱のDA40mmF2.8 XSは、ボディキャップのような薄さのレンズだ。




ソニーα77+DT 18〜55mmF3.5-5.6 SAM
外観は一眼レフのスタイルながら、ファインダーはトランスルーセントミラーテクノロジーによるEVFタイプのデジタル一眼だ。センサーはAPS-Cサイズながら有効2,430万画素で、12コマ/秒のAF追随高速連写を実現する。αシリーズの高性能なレンズが使えるのも魅力といえる。モデルの発売開始からさほど時間が経過していないこともあり、状態のすこぶる良好な1台。




ハッセルブラッド1000F+Tessar80mmf2.8セット
最高速1/1600秒であった1600Fをデチューンし、1/1000秒としたことで幕速を安定させ、耐久性を向上させたフォーカルプレーンシャッター機。製造初年は1952年。発売開始当初、交換レンズはコダック製のみであったが、翌年にはカールツァイス製のレンズもラインナップに加わった。付属するレンズはテッサー80mmF2.8。このセットはジャンク扱いとなる。




ニコンD2H
自社開発の有効4.1メガピクセル、LBCASTセンサーを搭載するフラグシップモデル。フォーマットは、後に同社ではDXと名付けられるAPS-Cだ。Hと名がつくように、コマ速は当時として高速な8コマ/秒を実現。スポーツや報道などで使われることが多かった。掲載したカメラは動きがやや不安定のためジャンク扱いとなるが、興味ある向きはチェックしてみるとよいだろう。



大浦オススメ!
ミランダG、ミランダEE-2
ミランダはかつて人気のあったカメラメーカー。創業は1948年で、当時はオリオン精機産業と名乗る。76年に倒産するまで、一眼レフやレンズなど数多くリリースした。写真のミランダG(左)は65年に発売された一眼レフで、ピントグラスが交換式。ミランダEE-2は同社末期の75年に発売された一眼レフで、露出の自動化が図られたモデルである。どちらもブラックボディに三角頭のペンタがカッコイイ。ソリゴールという独特の響きを持つレンズも、元は同社のブランドである。



(取材日:2012年9月24日)
 取材協力:にっしんカメラ  
 
にっしんカメラは、秋葉原駅(JR山手線、JR総武線、東京メトロ日比谷線、つくばエクスプレス)昭和通り口から昭和通り沿いに日本橋方向へ、3分ほど歩いたところにあるショップだ。
店内はショーケースが壁伝いに並び、国産のカメラ、レンズを中心にところ狭しと並ぶ。すぐ近くには主にジャンクを扱う写真用品館もあり、中古ファンにはたまらないショップだ。

本店・店内風景

にっしんカメラ 本店
ショップ情報はこちら

にっしんカメラ・ウェブサイト
http://nisshin-camera.com/

にっしんカメラ 梶山浩一さんインタビュー:
「当店の中古カメラは、国産のカメラとレンズが中心です。最新のデジタル一眼レフから、古い二眼レフのようなものまで、さらには珍しいアイテムやデッドストックものなども積極的に取り扱うようにしております。中古のアクセサリー類も充実させており、他店で見つからなかったものも、当店に来ればきっと見つかるかと思います。写真用品館ともども、秋葉原に来られた際は、足を運んで頂けたらと思います 」

写真用品館
本店から徒歩1分の場所にある別館。ジャンク品から、マウンドアダプター、キャップ、フードなど様々なアクセサリーを取り揃えるディープな店。
 著者プロフィール
  大浦タケシ(おおうら・たけし)

宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。紆余曲折した後、フリーカメラマンとなり、カメラ誌、Webマガジン等でカメラおよび写真に関する記事を執筆する。中古カメラ店巡りは大切な日課となっており、”一期一会”と称して衝動買いした中古カメラは数知れず。この企画を機に、さらに拍車がかかる模様。2006年よりカメラグランプリ選考委員。
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