魚眼レンズは射影方式によって4タイプに分類される。一般に写真撮影に使われるのは「等距離射影」で、光線の入射する角度と画面の中心からの距離が比例するように像が写る。このほか「正射影」は「等距離射影」に比べ画面周辺部の被写体がより小さく写る性質があり、これとは反対に「立体射影」は周辺の像が中心に比べ大きく写る。また「等立体角射影」は被写体の立体角と画面上の面積が比例関係となり、シグマ4.5ミリ F2.8 EX DCがこれに当たる。なお「等距離射影」と「正射影」の違いについて詳しく知りたければ、NIKKOR公式サイト(http://www.nikkor.com/ja/story/0006/)を見ると良いだろう。