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イベント情報

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イベント情報
公開日:2024/10/28

日本カメラ博物館 特別展「19世紀から21世紀へ とびだす!ひろがる! ステレオ&パノラマカメラの歴史」開催

CAMERA fan編集部

画像上:「6号サーカットカメラ」1909(明治42)年 イーストマン・コダック(アメリカ)
サーカットカメラで撮影した大阪万博のパノラマ写真 1970(昭和45)年

画像下:「ダルメヤー ステレオカメラ」 1860(安政7/万延元)年 J.H.ダルメヤー(イギリス)
第1回遣欧使節団のステレオ湿板写真 1862(文久2)年
左:通訳の森山多吉郎、右:勘定格調役の淵辺徳蔵



日本カメラ博物館にて、特別展「19世紀から21世紀へ とびだす!ひろがる! ステレオ&パノラマカメラの歴史」が開催される。会期は、2024年10月29日(火)〜2025年2月2日(日)まで。

ステレオカメラは、2つのレンズを左右に並べて同一の被写体を撮影するカメラ。撮影した2枚の写真を、ビューワーなどを使用して左右それぞれの眼で鑑賞すると、被写体を立体に見ることができる。パノラマカメラは、広い範囲を撮影するためのカメラで、超広角レンズを使用したものやレンズやカメラ本体を回転させるものなど、いろいろな種類が作られてきた。

昨今、XR(クロスリアリティ)、VR(仮想現実)、AR(拡張現実)、MR(複合現実)などに関するニュースや、実際に体験することができる機会が増えている。これらの実現への挑戦は現代に始まったものではなく、映像媒体である「写真」が誕生する1830年代から取り組まれてきたものであり、古くから人々が映像や視覚体験に求めてきたものであることがわかる。

本展では、視覚体験の起源ともいえる「ステレオ(立体)写真」や「パノラマ写真」を撮影するカメラについて特集し、進化の過程を紹介する。ステレオ写真を撮影するカメラや鑑賞装置、パノラマ写真を撮影するカメラなど、歴史を追って実物資料を展示。会場の一部では、ステレオ写真を実際に鑑賞することができるコーナーや、パノラマ写真なども展示される。(展示点数約150点を予定)


<展覧会概要>

日本カメラ博物館 特別展
「19世紀から21世紀へ とびだす!ひろがる! ステレオ&パノラマカメラの歴史」


会期:2024年10月29日(火)〜 2025年2月2日(日)
場所:日本カメラ博物館
住所:〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

開館時間:10:00〜17:00
休館日:
月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
年末年始 12月28日(土)〜2025年1月5日(日)※1月6日(月)より開館

入館料:
一般 300円、中学生以下 無料
団体割引(10名以上)一般 200円


特別展「19世紀から21世紀へ とびだす!ひろがる! ステレオ&パノラマカメラの歴史」
https://www.jcii-cameramuseum.jp/museum/2024/09/19/35897/

<カメラファンがオススメする書籍>


フィルムカメラ・ライフ 2024−2025

 
IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著


<これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック>


フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著

 
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