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公開日:2025/01/17

ライカSLシステムとして初のコンテンツクレデンシャル機能を搭載「ライカSL3-S」が2025年1月25日(土)に発売

CAMERA fan編集部

ライカカメラ社はライカSLシステムの新製品「ライカSL3-S」を2025年1月25日(土)に発売することを発表した。
「ライカSL3-S」は、2400万画素の35mmフルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、4800万画素および9600万画素相当での撮影が可能なマルチショットモード、そして新しいオートフォーカスシステム。高速・高精度な位相差検出AFシステムを搭載し、30コマ/秒でAF・AE追従撮影が可能で、ライカ史上最も連写速度が速いシステムカメラとなる。ダイナミックレンジは最大15ストップ、ISO感度の設定範囲はISO50〜ISO 200000。動画撮影機能については、最大で6K / 3:2のオープンゲートで撮影が可能でオープンゲートで撮影した動画を、画質を劣化させることなく、構図を後から決定して、縦長の4K / 9:16動画に編集するなど、撮影した動画を幅広い用途に活用できる。ライカLマウントで、各種インターフェースへの対応により、クリエイティブなビジョンを実現するための柔軟性と無限の可能性、そしてあらゆる状況下において卓越した写真・動画性能を誇る。
デザイン面においては、「ライカSL3」から受け継いだ操作性にグリップの形状やボタン類のレイアウトに改良を加え、より直感的に操作できるようになった。写真撮影と動画撮影でメニューを独立させるなど、メニュー全体の構成とアイコンもよりわかりやすくなり、操作性がさらに向。プロフェッショナルの映像制作のニーズに応える「Cineモード」も搭載。また、カメラの向きに合わせて液晶モニターに表示されるユーザーインターフェースも自動的に縦横表示が切り換わるため、写真・動画双方においてスムーズに撮影を続けられる。ファインダーにはEyeRes®ファインダーを採用。背面には高度な可動メカニズムを採用したチルト式の高精細3.2型タッチパネル液晶モニターを搭載し、アングルの自由度もさらに広がる。
さらに、ライカSLシステムとしては初めて、コンテンツ認証イニシアチブ(CAI)が推進する枠組みに基づいたコンテンツクレデンシャル機能を搭載。使用したカメラの機種、撮影者、画像の来歴などのメタデータを撮影画像に付与するこの機能を使えば、画像の改ざんを防ぐことができる。画像に付与したこれらの情報は、無償で利用できるツールで確認が可能。認証可能な情報を画像に埋め込むことで、画像の真正性を担保したり画像編集の透明性を確保したりできる仕組みになっている。
販売価格は、913,000円 (税込)、ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて発売予定。




<製品情報>

「ライカ SL3-S 」
発売日:2025年1月25日(土)
価格:913,000円(税込)
取扱店:ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店
製品ページ:https://leica-camera.com/ja-JP/photography/cameras/sl/sl3-s-black


<主な仕様>

・フルサイズ裏面照射型CMOSセンサー、2400万画素、高速ハイブリッドオートフォーカス(位相差検出、物体認識AF、コントラスト検出、30コマ/秒、AF/AE追従、12bit)
・オープンゲート (6K,30fps / 4K, 60fps)およびHDMI-RAW(5.9K, 30fps / 4K, 60fps)
・マルチショット(4800万画素、9600万画素)
・ライカコンテンツクレデンシャル機能搭載(単写またはオートブラケット時に有効)
・ライカLマウント、ボディ内手ブレ補正
・直感的な操作とカスタマイズ可能な機能により、ライカならではのユーザーエクスペリエンスを提供
・576万ドット有機ELファインダーとチルト式3.2型233万ドットディスプレイを搭載
・Bluetooth、Wi-Fi (2x2 MIMO)
・SD UHS-IIスロット、CFexpress Type-Bスロット、 USB Type-C端子(高速データ転送、テザー撮影、SSD接続、充電用)、フルサイズHDMI2.1端子(外部液晶ディスプレイや外部記録メディアとの接続用)、 3.5mm ピンジャック、タイムコード端子
・“Made in Germany”、防塵防滴仕様(保護等級:IP54)