写真展情報
公開日:2025/09/09
「In Conversation A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal」ライカギャラリー表参道にて開催
CAMERA fan編集部

© Elliott Erwitt/MAGNUM PHOTOS, Leica Hall of Fame Award 2023, Leica Gallery Wetzlar 2023
ライカギャラリー表参道にて写真展「In Conversation A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal」が開催される。会期は、2025年10月1日(水)〜11月30日(日)。ライカ社は、「ライカI」誕生100周年を記念した写真展を世界12の地域で開催している。その第10章となる本展では、写真界の巨匠エリオット・アーウィットと、東京を拠点に活躍する写真家ジョン・サイパルの作品が展示される。
本展では、写真界の巨匠エリオット・アーウィットと、東京を拠点とする米国人写真家ジョン・サイパルが出会い、時代を超えた写真の対話を繰り広げる。ユーモアあふれる日常を撮り続けてきたアーウィットと、現代の東京の街角の決定的瞬間を捉えるサイパル。「魅力的な写真は、その場に深く関わり、楽しむことで見つけられる」という信念を共有する二人の作品が、時代や場所を超えて対話する。

© John Sypal
<写真展概要>
タイトル:In Conversation: A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal
会期:2025年10月1日(水)〜11月30日(日)
会場:ライカギャラリー表参道 (ライカ表参道店2F)
住所:東京都渋谷区神宮前5-16-15
時間:11:00〜19:00
定休日:月曜
入場料:無料
*状況により会期・時間が変更になる場合あり
<プロフィール>
エリオット・アーウィット Elliott Erwitt
世界で最も著名な写真家の一人と言われるエリオット・アーウィット。高名な人物のポートレートにとどまらず、現代史の記憶に残る瞬間を切り撮った作品など、モノクロームを中心とした彼の作品は写真界における現代の傑作として広く知られている。また、自他ともに認める愛犬家で、犬は彼の写真において重要な役割を果たしている。彼の写真作品に見られるさりげないユーモアはトレードマークであると言える。1928年7月26日にロシア移民の子としてパリで生まれたエリオット・アーウィットは、幼少期をミラノで過ごす。1939年に家族はフランス経由でアメリカへ移住。その後も1940年代に彼が選んだ初の撮影旅行の舞台であり、マグナム創設の本拠地となったセーヌ川に流れる花の都パリには、情熱に導かれるままライカを携え何度も足を運んでいる。
「私は犬の写真は撮りません。私にとって、犬も人間なのです」
-エリオット・アーウィット
ジョン・サイパル John Sypal
1979年、アメリカ・ネブラスカ州生まれ。2001年より写真を始め、2004年の来日後、東京のギャラリーで継続的に作品を発表するようになる。2008年からは「Tokyo Camera Style」を通じて、日本の写真文化を世界に向けて紹介している。2010年には東京のアーティスト運営による「Totem Pole Photo Gallery」に参加し、現在も伝統的なフィルムと暗室技法を用いて、毎年複数の写真展を開催している。自身の作品集はこれまでに5冊刊行されており、また数多くの写真集評や展覧会評も執筆している。In Conversation: A Photographic Dialogue Between Elliott Erwitt and John Sypal
2025/10/01〜 2025/11/30、ライカギャラリー表参道にて開催
https://leica-camera.com/ja-JP/event/gallery-omotesando-in-conversation