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お話を伺った株式会社ユー・シー・エスのスタッフ、吉成昭裕さん。最新デジタル一眼レフからオールドカメラ・レンズまで整備、修理を担当する。 |
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吉成さんの愛用する刷毛とブロア。刷毛の金属部分には黒い紙テープ、通称パーマセルを巻き、カメラや交換レンズに触れた際キズを付けることのないようにしている。 |
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刷毛で掃き出すようにしてホコリをはらっていく。操作部材などの細かな隙間や内蔵ストロボの収まるところなどホコリが溜まりやすい。 |
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フィルムカメラの内部にもホコリやゴミはたまっている。清掃の際には、シャッター幕に触れないように注意を。 |
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レンズ後玉を清掃する際は、後玉と鏡筒の間に隙間ができないようにしてから行いたい。隙間があるとブロアで吹いたときに、鏡筒のなかにホコリが入ってしまうからだ。写真右は、後玉が前に出ている状態で、隙間が開いている。この状態でブロアを吹くのは避けたい。左は、後玉が繰り出ている状態、この状態で斜めからブロアを吹く。 |
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大切なレンズにはプロテクトフィルターを付けおこう。レンズの汚れ防止になるほか、万が一落下させてしまった場合、鏡筒の変形を防ぐ。 |
大浦のオススメグッズ |
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エツミからリリースされているプロテ・ケア。金属部分の汚れ落としと、ツヤ出しを兼ねる。オールドカメラ、オールドレンズに特に効果的。 |
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ユー・シー・エスは京成線・堀切菖蒲園駅から徒歩5分ほどのところにある修理をメインとする会社。主要カメラメーカーのほかiPhoneの修理も行っている。 カメラファンにはショップとして加盟しており、店頭と通販で中古品の販売も行なっている。 ウェブサイト:http://www.u-cs.co.jp/ |
著者プロフィール | |
![]() | 大浦タケシ(おおうら・たけし) 宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。紆余曲折した後、フリーカメラマンとなり、カメラ誌、Webマガジン等でカメラおよび写真に関する記事を執筆する。中古カメラ店巡りは大切な日課となっており、”一期一会”と称して衝動買いした中古カメラは数知れず。この企画を機に、さらに拍車がかかる模様。2006年よりカメラグランプリ選考委員。 |