ワークショップ&セミナー
公開日:2015/05/23
【イベントレポート】フォトグラファー川上卓也のストロボセミナー 主催:ニッシンジャパン
Camera Fan編集部
【川上卓也の「ストロボアクセサリー」マスター講座 プロ編/アマチュア編 】
主催:ニッシンジャパン
いまアマチュア、プロを問わず、カメラマンの間では、クリップオンストロボを使ってワイヤレスでライティングして撮影する方法が注目されている。
理由は、ストロボの機能が進化し、カメラとの通信機能や、自動調光機能が躍進したため、初心者でも理屈さえ理解できれば、今までプロしかできなかったようなライティングが可能になったのだ。しかもクリップオンストロボ本体や周辺アクセサリーは、プロ機材とは比べ物にならないくらいリーズナブルな価格で手に入れることができる。
これによってモデルのポートレート撮影はもちろん、商品写真や、ドールやフィギュアなど趣味の物を美しくライティングして撮ることが可能になった。
ストロボメーカーのニッシンジャパンは、最近では特にワイヤレス機能を進化させた製品を開発している、まさにエポックメーカーだ。
そんなニッシンジャパンが、5月20日に東京本社にて川上卓也氏による、クリップオンストロボと様々なアクセサリーを組み合わせて光を作るライティングセミナーを開催した。川上卓也氏は、広告写真の業界で活躍するフォトグラファーだ。
プロの写真家向けの第1部と、アマチュア向けの第2部が開催されたので、ここでは2部のアマチュア向け講座の様子を紹介する。モデル:いのうえのぞみ
女性モデルを使ったライティングの実演。クリップオンストロボとアクセサリーを組み合わせて、ライティングの基本中の基本をレクチャー。
まずは光源(ストロボ)の方向性と角度、高さについて解説。アンブレラ、バンクライト、ROUND FLASH、などを使って撮影し、その都度、写真表現がどのように変わっていくかを解説した。玄光社ストア アンブレラ・エクストリーム ホワイト 100cmプロテックス
PLMホワイトS+
PLMブラックフロントカバーS アンブレラをソフトボックスのように使う
イメージビジョン ROUND FLASH
美しい丸い光の輪のアイキャッチを入れることができる。
ニッシンジャパン「スピードライト Di700A」
ニッシンジャパン「コマンダー Air1」
「写真に正解はない」
講師の川上氏曰く「写真に正解はありません。自分のイメージに合った表現こそが正しい表現。そのイメージをどう作るか? つまりどうやって光をコントロールして写真を作っていくかが大切です」
川上氏は、この日、ニッシンジャパンの新製品「スピードライト Di700A」と「コマンダー Air1」を中心に使用。 Di700Aとコマンダー Air1の組み合わせは、電波式ワイヤレスTTLシステムにより、シンプルな操作で光量調整・照射角の設定・使用チャンネルの切替などを細かくワイヤレスコントロールできる画期的なシステム。現在、キヤノン用、ニコン用が発売中で、ソニー用は後日発売予定だ(発売日未定)。ニッシンジャパンでは、ほぼ通年に渡って自社でライティングのワークショップを主催している。クリップオンストロボでのワイヤレスライティングに興味がある方は、ニッシンジャパンのイベントに参加してみると良いだろう。いつも親切なスタッフがサポートをしてくれて、楽しく学ぶことができる。
ニッシンジャパン・ストロボ講座イベント
http://www.nissin-japan.com/workshop.html
<メーカーサイト>
スピードライト Di700A、コマンダー Air1
http://www.nissin-japan.com/di700a.html
ニッシンジャパン ストロボ講座・イベント
http://www.nissin-japan.com/workshop.html
【関連書籍】玄光社の新刊をご紹介します。
フォトグラファー 川上卓也氏と三浦健二氏、共著の書籍です。
「クリップオンストロボの実践ライティング」 撮影・編著 川上卓也/三浦健二玄光社刊
B5判 112ページ
定価:本体2,000円+税 基本をマスターすれば光は操れる
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