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M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO | M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO |
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このスペックのズームにフォーカスクラッチ機構を内蔵させたのは恐れ入る。ズームのため被写界深度指標はないが、ワイド側でのスナップ撮影には確実に役立つし、マクロ域の撮影にも便利だろう。 |
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OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO(以下、カメラボディは共通) (焦点距離100mm時)f6.3 1/3200 ISO400 渋谷にて。画角的には圧縮効果が出てくる。コントラストの強い条件下だが強いハイライトの影響も受けずクリアな画質だ。 |
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(12mm時)f8 1/1600 ISO400 -0.7EV 建物の明暗差が大きな場面。ハイライトの描写力、シャドー部の描写力それぞれ良い感じ。ワイド端でも四隅まで画質は安定している。 |
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(31mm)f4 1/8 ISO200 1/8秒のシャッター速度で手ブレ補正の効果をみる。写真からは想像もできないほど暗い場面なのだが完全に静止している。ただ、シャッター速度が遅すぎると人物の呼吸による被写体ブレを考えねばならない。 |
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(61mm) f4 1/20 ISO400 階調の繋がりを見るためにレフや補助光を使わずに窓際で撮影。明暗差の大きな場面だが、よくこなしている。レンズとカメラの力のバランスがとれている。 |
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(75mm)f4 1/50 ISO400 こちらは窓から少し離れてもらい、全体に光が回る位置から撮影。肉眼ではフラットに見えたが、コントラストが高く、きっちり仕上げてくる感じだ。 |
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(86mm) f4 1/40 ISO200 曇りガラスを通した太陽光の当たる条件。コントラストが強いのでもう少し硬くなるかと思いきや、良好な再現である。 |
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(85mm) f16 1/320 ISO400 -0.7EV 再開発地帯。テレ側だが、実焦点距離の短さを利用してパンフォーカス効果を狙う。回折による画像の悪化にも対応しているので安心である。 |
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(25mm)f8 1/2000 ISO400 +0.3EV カメラ内の画像処理でも歪曲収差は補正されるのであろうが、とにかく律儀にぴっちりと描写してくる高倍率ズームである。こうした線で構成した単純な写真だと歪曲がないだけでも驚きなのである。 |
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(100mm) f8 1/1000 -0.3EV 35mm判換算画角のレンズで24-200mm相当のレンズになるわけだから、少なくとも街のスナップはすべてこなせるといってよかろう。焦点域による性能差も感じない。 |
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フォーカスクラッチでMFに設定。25mmという焦点距離だと、被写界深度が深いことが認識できる。 |
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OLYMPUS OM-D E-M1 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 25mm F1.2 PRO f1.2 1/3200 ISO200 背景を日陰にして人物を浮き上がらせてみる。開放でも全体のコントラストが強く見える。とにかく合焦点のシャープネスには驚くが今回はすべて顔+瞳認識によるカメラ任せである。 |
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f8 1/640 ISO200 -0.7EV 絞り込むとぐっと全体がシャープになるが、標準レンズとはいえ実焦点距離は25mm。少し絞り込むとすぐにパンフォーカスになる。 |
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f1.2 1/1250 ISO200 至近距離まで寄ってみる。素直な再現なので中望遠レンズで撮影しているようにも見える。この距離だと写真だけではレンズの焦点距離の判別がつきづらい。 |
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f2 1/1000 ISO200 標準画角だとやや上目から見下ろしてもアタマが大きくなることはなく、嫌味な写真にならない。 |
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f8 1/400 ISO200 -0.7EV 歪曲収差の補正も万全で、建築撮影にも十分に使用できる精度。画質の均質性も良い。緻密な描写が必要な風景写真にも向いている。 |
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f1.4 1/2000 ISO200 レンズ内に光が入ってしまうような逆光条件。でもこのレンズはビクともしないようだ。難条件での撮影でもいけそうである。 |
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f4 1/160 少し絞り込んで日陰の条件での再現性とディテール描写を見た。素晴らしく緻密で光の拾い具合もいい感じである。 |
![]() | 赤城耕一 東京生まれ。出版社を経てフリー。エディトリアルやコマーシャルの撮影のかたわら、カメラ雑誌ではメカニズム記事や撮影ハウツー記事を執筆。戦前のライカから、最新のデジタルカメラまで節操なく使い続けている。 主な著書に「使うM型ライカ」(双葉社)「定番カメラの名品レンズ」(小学館)「ドイツカメラへの旅」(東京書籍)「銀塩カメラ辞典」(平凡社) ブログ:赤城耕一写真日録 |
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