TOP > コンテンツ一覧 >

ニュース&トピックス

13
ニュース&トピックス
公開日:2017/05/21

カメラグランプリ2017決定 グランプリは「オリンパス OM-D E-M1 Mark II」

CAMERA fan編集部

カメラ記者クラブおよびカメラグランプリ2017実行委員会は、「カメラグランプリ2017 大賞」、「レンズ賞」、「あなたが選ぶベストカメラ賞」「カメラ記者クラブ賞」を決定した。オリンパスが、「OM-D E-M1 Mark II」と「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」で三冠を獲得した。
 

カメラグランプリ2017大賞

オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」

選考理由 
2013年に発売されたOM-D E-M1(カメラグランプリ2014 記者クラブ賞受賞)から3年、大幅な進化を遂げこれまでのミラーレスカメラの概念を超え、今後の方向性を示したといえるフラッグシップモデル。静音連写モードでのAF/AE追従最高18コマ/秒、AF/AE固定最高60コマ/秒という一眼レフを上回る連写性能で、それを生かす動体追従性に優れたAF性能を有している。ボディー内の5軸手ぶれ補正機能は、対応のレンズ内手ぶれ補正と連動し最高約6.5段分の補正効果を得られるのは驚異的。プロ/アマチュアのいずれが使っても十分な高画質と信頼性を兼ね備え、軽快に使える。グリップ感もよく、防塵・防滴性能を持ち、幅広いシーンで使えるカメラ。

オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」

 

カメラグランプリ2017 レンズ賞

オリンパス M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO


選考理由 
高倍率ズームレンズでありながら高い性能を兼ね備えている。標準/望遠ズームを1本にまとめ、さらにズーム全域で開放F4を実現。被写体や撮影場所を選ばないオールラウンダー。ズーム全域での画質が均一で、収差も少ない。ズームレンズであることを疑ってしまうほどの高画質。OM-D E-M1 MarkIIと組み合わせたとき世界最強の最大6.5段分(CIPA規格準拠)の補正効果は驚異的。1秒以上の手持ち撮影もできてしまうほどで、三脚が不要と思える性能。

オリンパス  M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

 

カメラグランプリ2017 あなたが選ぶベストカメラ賞

オリンパス OM-D E-M1 Mark II 

専用Web サイトでの一般ユーザー投票によって選考される賞。得票数1位はオリンパス「OM-D E-M1 Mark II」。
オリンパス「OM-D E-M1 Mark II」

 

カメラグランプリ2017 カメラ記者クラブ賞

ニコン D500

選考理由 
長く待ち望まれていたニコンAPS-C一眼レフカメラの最上位機。35mm判フルサイズ機のフラッグシップ「D5」から継承したAFセンサーなどを搭載して基本装備を充実させつつ、一般ユーザーでも手の届く価格帯で発売したバランスのよさを評価した。剛性感の高い外装、高品位のファインダー、余裕ある連続撮影性能も高級機と呼ぶにふさわしく、APS-C機そのものの魅力を高めたカメラといえる。画面内を広くカバーするAFエリアや、動体撮影時の歩留まりの高さも秀逸。ミラーレスカメラの発展がめざましい現在であっても一眼レフカメラの魅力を改めて感じる一台だ。
ニコン D500


 

カメラグランプリ2017 カメラ記者クラブ賞

富士フイルム GFX 50S


選考理由 
中判ミラーレスカメラという新ジャンルを世に広く知らしめたモデル。35mm判の約1.66倍という面積の撮像素子を搭載しながらも、ミラーボックスを持たない構造を生かして小型・軽量に仕上げている。中判と呼ばれるフォーマットには、中判フィルムカメラを長年作ってきた富士フイルム自体のカメラメーカーとしての歴史と繋がる部分もあり、同社の伝統と最新技術が結実した一台といえる。解像感の高さはもちろん、APS-CミラーレスカメラのXシリーズで培ってきた経験と実績から、一号機でありながら高い完成度を持つ点も評価を集めた。 

富士フイルム GFX 50S 

 

<カメラグランプリ2017について>

カメラグランプリは、写真・カメラ専門の雑誌・Web媒体の担当者の集まりであるカメラ記者クラブが主催し、カメラグランプリ実行委員会の運営のもと、選考委員を組織し、2016年4月1日〜2017年3月31日に発売された製品から各賞を選考したもの。

選考委員は、カメラ記者クラブの会員をはじめ、加盟雑誌の編集長(もしくは代表者)、カメラグランプリ実行委員が委託した外部選考委員、特別選考委員(学識経験者、カメラメカニズムライター、写真家、写真関連団体の代表等)、および特別会員のTIPA(The Technical Image Press Association:欧州を中心に16カ国30媒体が加盟する写真・映像雑誌の団体)で構成され、今年は総勢49名が選考にあたった。

選考委員の投票内容:
http://www.cjpc.jp/gra/2017/CameraGP2017.pdf


<関連サイト>
カメラ記者クラブ
http://www.cjpc.jp/



 

<カメラファンがオススメする書籍>


フィルムカメラ・ライフ 2024−2025

 
IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック

フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著
 
<CAMERA fan公式アカウント>
CAMERA fanでは、SNSで中古カメラ情報を発信しています。
ぜひフォローして、最新の商品情報をゲットしてください。
注:フォローすると、あるとき突然、猛烈に大量ポストがはじまり、タイムラインが一気に「中古カメラ」で埋まることがありますのでご注意ください。
 
BACK NUMBER
  2013/11/25
4K映像体験会