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オレたち、かめらふぁん!

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オレたち、かめらふぁん!
CAMERA fanを運営する玄光社スタッフブログです。
カメラと写真を楽しむネタをご紹介していきます。
公開日:2019/05/13

【防滴性能テスト】泥だらけになったオリンパス E-M1 MarkIIを水洗いしてきれいにする

CAMERA fan編集部


オリンパス OM-D E-M1 Mark IIは、防塵防滴仕様のプロの過酷な使用にも耐えうるハイスペックカメラです。ボディー各所に施したシーリングが、砂やホコリ、雨、水しぶきなどの侵入を防ぎます。
プロカメラマンの中には、オフロードスポーツの撮影や、海での撮影など、カメラに埃や泥、水しぶきがかかる環境での撮影を行っている方が多くいます。そのような厳しい環境化にも耐えられるカメラが、オリンパス OM-D E-M1 Mark IIなのです。

今回、プロカメラマンの体験をもとにカメラファン編集部が、撮影で汚泥が付着してしまった「E-M1 Mark II」と同じく防塵防滴仕様のレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」を、水洗によって清掃してみました。

Twitterで動画を投稿したところ、フォロワーの方からご質問をいただいたので、より詳細がわかるように記事を作成しました。また、当該の投稿は誤解を生む可能性があるため削除いたしました。投稿の中に「メーカー推奨」と記載しましたが、これはメーカーが水洗および、その方法を推奨されたわけではなく、水濡れした場合の乾燥の必要性についてです。誤解を生む投稿だったことをお詫びいたします。
本記事の目的は、過酷な状況でも利用可能なカメラが汚れた場合に、メンテナンスを行って、より快適にきれいな状態で使用することをもとに作成しています。




田畑での撮影で泥まみれになってしまったE-M1 MarkII。この程度まで汚れてしまうと、ブロアーや布拭きでは汚れは落とせない。


この方法は、CAMERA fan編集部がプロカメラマンの意見をもとに自己責任で行ったテスト作業であり、オリンパスが積極的に推奨しているわけではありません。
オリンパス E-M1 Mark IIは、防滴性能であり、防水ではありません。強い水圧がかかったり、完全に水没してしまったり、水洗時に各パーツのカバー類がきちんと閉じていないと浸水する可能性があります。また、防滴性能を持つ他のカメラで行った場合に、問題が発生しないことを証明するものではありません。同様のやり方で水洗する場合には、自己責任で行ってください。

<水洗の前の準備>

・電源を切ります
・電池を取りだします
・メモリースロットカバーなど、すべてのカバーが閉じていることを確認します
・レンズが正常に装着されていることを確認します



カードカバーとリモートケーブル端子カバーを閉める


各端子のカバーをすべて閉める


レンズを確実に装着する。外部フラッシュ端子を閉める


電池を抜き取り、電池カバーおよび、PBHカバーを閉める
 
 

<水洗方法>

・刷毛やブロアーなどで汚れを落とします
・弱い水流でカメラを洗い流します
・洗い終わったら、柔らかい布等でよく水滴を拭き取ります

 

<水洗後の注意点>

・直ちに電源を入れない
・すべての端子カバーを開けない
・レンズを脱着させない
・完全に乾燥させる、最低24時間は乾燥させる


 

【ご注意】

この清掃、洗浄方法はCAMERA fan編集部が取材で得た知識を元に行っています。全てのメーカー、全ての機種にこの方法が適しているというわけではありません。防滴、防水カメラを水洗する際には、取扱説明書を確認するか、メーカーに確認の上、自己責任で実施をお願いします。
CAMERA fanの記事や、本動画を観て、行った行為により生じた損害は、CAMERA fanおよび玄光社、メーカーはその責を負いません。大切なカメラです、きちんと調べてからメンテナンスしましょう。

<メーカーサイト>

オリンパス E-M1 MarkII
https://olympus-imaging.jp/product/dslr/em1mk2/








 

<カメラファンがオススメする書籍>


フィルムカメラ・ライフ 2024−2025

 
IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック

フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著
 
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