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公開日:2024/09/13

M型カメラの新機種「ライカM11-D」が9月21日(土)に発売

CAMERA fan編集部


ライカカメラ社(以下ライカ)は、「ライカM11」シリーズの最新機種「ライカM11-D」を9月21日(土)に発売する。価格は、1,540,000円(税込)。ライカストア、ライカオンラインストア、ライカブティックおよびライカ正規特約店にて購入できる。

「ライカM11-D」は、前機種「ライカM10-D」に続き、背面に液晶モニターがなく、背面ディスプレイに気を取られることなく写真の撮影自体に集中できるカメラ。代わりに大型のISO感度ダイヤルを搭載している。なお、ISO感度はベース感度がISO 64で、ISO 50000まで設定可能。撮像素子には、「ライカM11」シリーズ用に開発されたトリプルレゾリューション技術を取り入れた35mmフルサイズセンサーを採用。この撮像素子とISO感度の組み合わせにより、光量が少ないシーンでもノイズを低減しながら美しい描写が実現する。さらに、1954年以降に製造されたほぼすべてのMレンズを使用できることもメリットのひとつ。

ライカの赤いロゴマークはなく、トップカバーの上面に「Leica」の刻印があるシンプルなデザイン。記録画素数を6000万画素、3600万画素、1800万画素から選ぶことができ、内蔵メモリーは大容量の256GBとなっている。3GBのバッファメモリーにより、6000万画素では最大5コマ/秒の連続撮影が可能。
また、重量は約540g(バッテリー含む)で、前機種「ライカM10-D」よりも100g以上軽量化し、コンパクトで手にしっくりと収まるサイズ感も魅力だ。

Bluetoothでの無線接続にも対応し、ライカ専用アプリ「Leica FOTOS」を介してスマートフォン連携させ使用できる。画像を手軽にスマートフォンへ転送できるほか、スマートフォンからのリモート操作や画像への位置情報の追加ができ、撮影した画像を転送しなくてもその仕上がりをモバイル機器の画面で確認することも可能。ホワイトバランスなどの調整や記録形式(DNGまたはJPEG)の選択も「Leica FOTOS」から行える。一度「Leica FOTOS」で設定すればそれ以降は同じ設定が保持され、撮影シーンや意図に合わせて自由に設定して撮影可能。また、「ライカM10-D」になかったUSB Type-Cポートも搭載。

「ライカM11-D」にマッチする高品質なレザーアクセサリーも新たに2種類登場。ひとつは「ライカM11-D」専用のカメラプロテクター。背面はISO感度の設定ダイヤルの部分がカットされたデザインで、カラーはブラック。もうひとつは、キャリングストラップで、1枚のレザーから作られており、「ライカM11-D」以外のM型カメラでも使用可能。カラーはブラックとコニャックの2色展開。ライカでは、未来を見据えた環境への取り組みとしてパッケージングの見直しを実施しており、材質のほぼ100%が天然素材を使用している。


表面

裏面

上面

下面


<製品仕様>

バッファメモリー:容量:3GB/15枚(DNG™)、100枚以上(JPEG)
記録媒体:UHS-II(推奨)およびUHS-I対応のSD/SDHC/SDXCメモリーカード(SDXCメモリーカードは2TBまで)、内蔵メモリー(256GB)
材質:ブラック:金属製(マグネシウム、アルミニウム)、合皮外装
レンズマウント:ライカMバヨネットマウント(6ビットコード装備)
寸法:約139(幅)× 38.5(奥行)× 80(高さ)mm
質量:約540g (バッテリー含む)
撮像素子:裏面照射型(BSI)CMOSセンサー、有効約6,000万画素 
ファインダー倍率:0.73倍(全レンズ共通)
シャッター速度:60分〜1/4,000秒(メカシャッター)、60〜1/16,000秒(電子シャッター)
撮影感度:ISO 64〜50000

その他詳細の仕様についてはこちら

ライカM11-D ブラック・ペイント
https://bit.ly/LeicaM11-D
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