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シネレンズの種類は膨大だ。その中から、個性的な描写を堪能でき、入手性がよく、なおかつリーズナブルな価格で購入できるものを選んでみた。シネレンズビギナーの最初の1本として、お薦めしたいレンズ群である。 |
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周辺の強烈な流れ方は、このレンズならではの描写だ。スイターのRXタイプはミラーレス機だと過剰補正となり、発色にもパンチがある。 Olympus PEN E-P3 + Switar 25mmF1.4 H16 RX 絞り優先AE f2 1/1000秒 −0.7EV ISO200 AWB RAW |
![]() | C Mount Kern Switar 25mmF1.4 H16 RX 中古価格:20,000〜45,000円 1956年、スイスのケルン社がボレックスH-16レフレックス向けに供給した標準レンズだ。このムービーカメラはレンズの後にプリズムがあり、光量の30%をファインダーに、70%をフィルムに送る仕様だった。対応レンズは分光を見越した補正が行われていたという。 |
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25ミリのわりにイメージサークルが広く、周辺部まで葉一枚一枚が解像し、実にシャープな描き方だ。黄色かぶりがコダックらしさを感じさせる。 Olympus PEN E-P1 + Cine Ektar II 25mmF1.9 絞り優先AE f2.8 1/25秒 ISO200 AWB RAW |
![]() | Kodak S Mount Kodak Cine Ektar II 25mmF1.9 中古価格:25,000〜35,000円 シリアルナンバーによると、1956年に製造された個体だ。エクターのシリアルは先頭の二桁がアルファベットになっていて、「CAMEROSITY」が「1234567890」に呼応している。25mmF1.4という種類もあるが、マイクロフォーサーズとの組み合わせではケラレが目立つ。 |