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ペンタ部のエッジに凹みがある(エッジの両脇が白く光っている部分)。ペンタ部前面の下部にも凹んでいるところが。このような場合は動作確認してみて、異常がないか必ずチェックしよう。 |
交換レンズの鏡筒先端もアタリがあるものが多い。多くの場合、落としたことでできるが、フィルターがはめられれば問題となることは少ないだろう。ただし、レンズが偏芯していることもあるので、実写確認することが好ましい。 |
見事なバルサム切れの発生した引伸しレンズ。バルサム切れはこのような現れ方のほか、小さな点がいくつも発生することもある。 |
液漏れで金属部分の腐食したバッテリーボックス。写真のものは比較的軽症だが、腐食によっては電流が通電しなくなったり、金属部分が溶けて無くなることも。 |
ちょっと分かりづらいが、黒い点のようなものがカビ。そこから触毛のようなものが広がり、レンズを侵す。中古の交換レンズを購入の際はよく確認しよう。 |
見事にコバ落ちしている交換レンズ。広角レンズの場合、正面から見てコバ落ちしていることがすぐに分かるが、標準レンズや望遠レンズは鏡筒の奥をのぞくようにして見ると分かりやすい。 |
クモリは写真のような場合のほか、うっすらとレンズ全体に発生したり、レンズ周辺部に発生するなど様々。古い交換レンズの場合、研磨で対応するしかないが、費用がそれなりに嵩むことを覚悟したい。 |
モルトプレーンが貼られている場所としては、裏蓋を開けたときの上下の溝やミラーボックス内など。ペンタプリズムとトップカバーの隙間に貼られていることもあるが、このモルトプレーンが劣化するとペンタプリズムを腐食させてしまうこともある。 |
スレでエッジの塗装がはげ、真鍮の地金が現れている。同じスレでも、このようなものであればむしろ貫禄があってよい。 |
著者プロフィール | |
大浦タケシ(おおうら・たけし) 宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。紆余曲折した後、フリーカメラマンとなり、カメラ誌、Webマガジン等でカメラおよび写真に関する記事を執筆する。中古カメラ店巡りは大切な日課となっており、”一期一会”と称して衝動買いした中古カメラは数知れず。この企画を機に、さらに拍車がかかる模様。2006年よりカメラグランプリ選考委員。 |