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公開日:2013/11/15

InterBEE 2013 コンシューマ向けレンズ発見

CAMERA fan編集部

2013年11月13日から15日まで幕張メッセで「InterBEE 2013」 が開催されました。このイベントは、別名「国際放送機器展」といって、テレビ局や映像制作会社など、映像制作のプロに向けた展示会なので、カメラファンの読者の皆さんにはカンケーないかとおもいきや、ありました。コンシューマ向け製品が! ここではKOWAとカールツァイスが展示していたレンズ2種をご紹介します。


KOWA


KOWA SUPER WIDE LENS(コーワ スーパーワイドレンズ)

KOWAが参考出品していたのは、マイクロフォーサーズ専用レンズのラインナップ。
工業製品の検査・測定等で使用されるマシンビジョンレンズをベースとして、マイクロフォーサーズ用に開発したという。

「KOWA 8.5mm F2.8 MFT」は、焦点距離17mm(35mm換算)と超広角でありながら、光学ディストーション値(歪曲収差)を0.12%に抑え、周辺光量不足と歪みを極力少なくしている。



KOWA 8.5mm F2.8 MFT
開発中の製品のため、レンズ前面には刻印がされていなかった。個人的な感想ではあるが、ピントリングの操作感はしっくりと重みがあり、絞りリングは、クリック感があり、操作性はとても良いものだった。
Blackmagic Pocket Cinema Cameraに装着したKOWA 8.5mm F2.8 MFT
小型のカメラにはバランスが良い。
重量は335グラム。

<開発中のラインナップ>
KOWA 8.5mm F2.8 MFT
KOWA 12mm F1.8 MFT
KOWA 16mm F1.8 MFT
KOWA 25mm F1.8 MFT
KOWA 35mm F2.0 MFT
KOWA 50mm F2.0 MFT

いずれも発売時期は未定。展示されてたいレンズの中で撮影可能な実機は、8.5mmと16mmのみだった。正式に発売が決定されるを楽しみに待ちたい。




カールツァイス






Otus Apo-Distagon T* 1.4/55 ZF.2
フルサイズ用大口径マニュアルフォーカスレンズ
Apoの称号がつく製品は最上級のモデルとなる。最高画質を求めて開発されており、開放値のF1.4での撮影時にもレンズの最高のパフォーマンスを発揮できるという。すでにアメリカで発売されており、国内では2014年春から夏にコシナから発売される。マウントは、ニコンFマウントとキヤノンEFマウント


カールツァイス曰く、レンズ鏡胴表面の黄色い文字入れは、最上級ラインナップの証だという。
フォーカスリングは樹脂製で溝が切られておらず、スムーズである。



【番外編】



KOWAブースにて発見したワンオフ製作の珍品。
映画用カメラのアリフレックスレンズをiPhoneに装着してしまうマウントアダプター+iPhoneボディーケース。マウントアダプターには光学レンズが組み込まれている。カメラマンの渡邉聡氏とエムユーケイカメラサービスが共同で開発した。
こうなると三脚使用が必須となる。手持ちなんてムリムリ。。

<カメラファンがオススメする書籍>


フィルムカメラ・ライフ 2024−2025

 
IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック

フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著
 
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