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オレたち、かめらふぁん!

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オレたち、かめらふぁん!
CAMERA fanを運営する玄光社スタッフブログです。
カメラと写真を楽しむネタをご紹介していきます。
公開日:2014/08/14

デジタルカメラのクリーンアップ〜防塵防滴仕様のオリンパス OM-D E-M5を水で洗ってみた

CAMERA fan編集部


海で使って砂でジャリジャリになったデジタル一眼カメラを洗ってみました

みなさま、お盆休みをいかがお過ごしでしょうか?
え?お休みがない?お疲れ様です。
そんな時はCAMERA fanでカメラを検索して妄想してください。
さて、先日私は家族を連れて房総の海に行ってまいりました。
海に持っていくカメラのセレクトはなんとも悩ましいものです。海水と砂という精密機器にとっての大敵と戦いつつ、作品制作に集中しなければならないからです。
水中写真を撮らなければハウジングは必要ないし、防水機能までは必要ない。そもそも防水仕様のカメラは少ない。そして、できることならいつもの慣れたデジタル一眼カメラで撮りたい。そんな人は多いのではないでしょうか。
しかし、調べてみると、防水ではなくても防塵防滴仕様のカメラは各社から発売されています。ご自身の持っているカメラが防塵防滴仕様だということを知らない人も多いのでは?

【防塵防滴性能のデジタル一眼カメラ一覧】

*2014年8月現在、現行品のレンズ交換式デジタルカメラのみセレクト
<オリンパス>
OM-D E-M1、OM-D E-M5、E-5

<キヤノン>
EOD 1D X、EOD 5D MarkIII、EOD 6D、EOD 7D、EOD 70D

<シグマ>
SD1 Merrill

<ソニー>
α7S、α7R、α7、α77 II

<ニコン>
D4S、D800E、D800、D810、D610、Df、D7100、Nikon 1 AW1(防水・耐衝撃)

<パナソニック>
GH4、GH3

<富士フイルム>
X-T1

<リコーペンタックス>
645Z、645D、K-3、K-5II、K-5IIs、K-50

今回、私は旅の友に「オリンパス OM-D E-M5」を持って行き、砂まみれ、飛沫まみれになって撮影してきました。撮影後のカメラはこんな状態です。






砂浜で子どもと遊びながらスナップを撮ったため、ボディー全体に砂が付着しています。特にダイヤル周りの隙間には砂が入り込んでいます。ボディーとレンズともに、海水もかかり、ベタベタしています。
この砂でジャリジャリ、潮でベタベタになったカメラを、ブロアと刷毛で清掃、さらに水道水で水洗という手順で、クリーンアップしてみました。
水洗する場合には、ボディーだけでなくレンズやアクセサリーも防滴仕様である必要があります。今回試した、ボディOM-D E-M5、レンズM.ZUIKO DIGITAL ED 12-50mm F3.5-6.3 EZ、付属フラッシュFL-LM2は、すべて防塵防滴仕様となっています。ご自身で試される際には、必ずメーカーに仕様をご確認の上、実施して下さい。





【清掃・水洗の結果】



ブロアと刷毛での清掃、さらに水道水での水洗によって、砂と汚れがすっかり落ち、すこぶるきれいになりました。海水によるベタつきもすべて落ちました。もうピッカピカのツルツルです。メディアポートやバッテリー室などを開けての清掃は、水洗後に完全に乾燥させて、水気がなくなったことを確認してから行う必要があります。レンズの取外しについても同様です。水滴が残ったまま、開口部を開けてしまうとそこから水が侵入してしまうからです。メーカー推奨では、24時間乾燥させて欲しいとのこと。

【感想】
防塵防滴仕様のカメラは素晴らしいの一言。使用時の安心感と、使用後のメンテナンスまでとても快適です。ただし、作業時には機材の仕様をメーカーに確認してから行うことは必須です。ひどく汚れてしまった場合などは、自分で清掃せずにメーカーのサポートセンターに持ち込んだほうが良いケースもあるでしょう。






 

【ご注意】
この清掃、洗浄方法はCAMERA fan編集部が取材で得た知識を元に行っています。全てのメーカー、全ての機種にこの方法が適しているというわけではありません。防滴、防水カメラを水洗する際には、取扱説明書を確認するか、メーカーに確認の上、自己責任で実施をお願いします。
CAMERA fanの記事や、本動画を観て、行った行為により生じた損害は、CAMERA fanおよび玄光社はその責を負いません。大切なカメラです、きちんと調べてからメンテナンスしましょう。

<カメラファンがオススメする書籍>


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「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック

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