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シャッタースピードは向かって右側のダイヤルでセット。フィルムカウンターは液晶表示で、その下にある緑のLEDがパイロットライプ。巻き戻しクランクの下あるISOダイヤルはメモ用だ。 | |
絞りは前面のダイヤルでセット |
中国蘇州の土産物店。右端の人達は、まさか自分が画面に写っているとは思っていないだろう。 1/125秒 F5.6 リバーサルフィルム |
横に真っ直ぐ広がった建物を写すと両端が縮んで葉巻型に写る。 1/60秒 F5.6 |
縦位置で高層ビルを撮るとこのように写る。1/125秒 F5.6 リバーサルフィルム |
中央の大きなレバーがシャッターチャージレバー。その下の2つの小さなレバーでシャッタースピードをセットする。フィルムカウンターはとても分かりにくい。 | |
フィルムは、このようセットする。 | |
フィルムは135タイプ(35mm)だが専用マガジンを使用。ダークバックを使って自分で巻き替えなければならない。 |
レンズの焦点距離が50ミリと長いので上下の画角が狭く、とてもパノラマらしい写真が撮れる。右側に太陽があるので、画面の左右で露出差が生じてしまった。 1/400秒 F5 カラーネガフィルム(ISO100) |
広い画角を活かして近距離の被写体を画面の端に入れると遠近感が強調できる。このときはシャッターが不調で露光ムラが生じてしまった。 1/400秒 F5 カラーネガフィルム(ISO100) |
追記: 中村文夫さんが、FT-2で撮影された作品がフジフイルムスクエア・ミニギャラリーにて展示されます。 「第4回クラカメ雑談会」写真展 開催期間:2012年5月25日〜6月7日 場所:フジフイルムスクエア・ミニギャラリー 関連サイト:フジフイルムスクエア |
NOBLEX 135 ProSport、FT-2 撮影時の動作 |
最大写角の350度で撮影。大きなサイズにプリントして輪のように曲げ、内側から見ると、完璧にパノラマになる。数十年もメンテナンスされていなかったため、フィルムにカブリが生じてしまったのが残念。 1/125秒 F16 カラーネガフィルム(ISO400) |
上の写真のパーフォレーションなしバージョン |
狭い写角で撮影することもできる。 1/125秒 F16 カラーネガフィルム(ISO400) |
パノラックスZ1-A 撮影時の動作 |
パノラックスZ1-A シャッター速度別の動作 |
中村 文夫(なかむら ふみお) 1959年生まれ。学習院大学法学部卒業。カメラメーカー勤務を経て1996年にフォトグラファーとして独立。カメラ専門誌のハウツーやメカニズム記事の執筆を中心に、写真教室など、幅広い分野で活躍中。クラシックカメラに関する造詣も深く、所有するカメラは300台を超える。日本カメラ博物館、日本の歴史的カメラ審査委員。 |