カテゴリから検索
中央の2つのレバーでシャッタースピードと絞りをセット。巻き戻しクランクの下にあるレバーでレンズの回転スピードを選ぶと指標と同じ色で表示されたシャッタースピードが切れる。ファインダーの真上に水準器を内蔵、ファインダー内で確認できる。 | |
指の写り込みを避けるため、底部に専用グリップが取り付けられる。 | |
レンズ前側から専用フィルターが取り付け可能 |
有名なビューポイント、ツインピークスから見下ろすサンフランシスコ市街。左手奥にゴールデンゲートブリッジが見える。パノラマカメラなら、こんなに広い範囲が1枚の写真に収ってしまう。 1/250秒 F11 リバーサルフィルム |
ヨセミテ国立公園グレーシャーポイントから望むハーフドーム 1/250秒 F11 |
シャッタースピードは1/15、1/125、1/250秒の3段階。絞りは中央のダイヤルでセットする。上面に水準器を内蔵しているがファインダー内では確認できない。 | |
フィルムは円弧状にカーブした状態でセット | |
レンズ後部にスリットがあり、レンズごと回転して露光する。 | |
専用フィルター |
ケニア・マサイマラ国立公園 これだけ広大な風景は、日本ではなかなかお目に掛かれない。まさにパノラマカメラ向けの風景だ。露出オーバーを防ぐためISO50のフィルムを使用。 1/125秒 F11 リバーサルフィルム |
カメラを下に傾けると水平線がこのよう曲がって写る。 1/125秒 F11 リバーサルフィルム |
HORIZON&ワイドラックス 撮影時の動作 |
ワイドラックス F7 フィルムの入れ方 |
中村 文夫(なかむら ふみお) 1959年生まれ。学習院大学法学部卒業。カメラメーカー勤務を経て1996年にフォトグラファーとして独立。カメラ専門誌のハウツーやメカニズム記事の執筆を中心に、写真教室など、幅広い分野で活躍中。クラシックカメラに関する造詣も深く、所有するカメラは300台を超える。日本カメラ博物館、日本の歴史的カメラ審査委員。 |