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15秒×500回 F5.6 ISO800 白熱灯 K-P smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF] フェードアウトレベル2 |
時間の経過に応じて、星が画面内を移動する光跡を徐々に薄く(フェードアウト)させることにより、星が尾を引きながら流れていくような幻想的な動画になるのが、一般的なタイムラプス動画と異なる特徴だ。本来ならば、パソコンで行うような動画加工処理をカメラ単体で完結してしまう機能が、このスターストリームなのである。 |
10秒×400 F5.6 ISO200 K-P smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF] 白熱灯 フェードアウト1 画面を星空のみで構成すると、光跡が伸びるにつれて線だけが目立ち、何を撮っているのかわからない画になりがち。そこで画面内に地上の景色や構造物を意識的に絡めることで「動と静」の対比で、雄大な天体ショーの臨場感がプラスされ、動画に面白みが増す。 |
10秒× 250 f5,6 ISO640 K-P smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF] 白熱灯 フェードアウト1 |
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また、通過する航空機のライトが入ってしまうのは避けようがないのだが、これもフェードアウトしていくので、静止画撮影で写り込むのに比べれば、それほど邪魔ではなく、逆にアクセントとして考えてもよいだろう。 |
10秒×400 f5.6 ISO800 × K-P smc PENTAX-DA 17-70mmF4AL[IF] SDM 白熱灯 フェードアウトレベル2 |
一度設定した内容は次に変更するまでカメラに記憶されており、本体のメイン電源ON/OFFでもリセットはされない。自分好みの撮影設定を確立できてしまえば毎回セットし直す必要はなく、ドライブモードでスターストリームを選択するだけで即撮影に移行できる。
15秒×500回 F4,0 ISO1600 K-P smc PENTAX-DA 12-24mmF4 ED AL[IF] 白熱灯 フェードアウトレベル2 |
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東京ゲートブリッジでの撮影風景 |
【著者プロフィール】 | |
![]() | 宇佐見 健(Ken Usami) 1966年東京生まれ。日本大学芸術学部写真学科を卒業後、専門誌、広告代理店を経てフリー。カメラ雑誌では新製品レビューやハウツーなど各種特集ページの執筆も担当。カメラグランプリ選考委員。 |
2017/10/04 | |
▶ | ペンタックス スターストリーム機能で光跡タイムラプスを撮影 |
2017/08/18 | |
▶ | オリンパス OM-D E-M5 Markll ライブコンポジット撮影 |