オレたち、かめらふぁん!
公開日:2012/10/26
ライカコレクターに出会った
CAMERA fan編集部
先日、ライカマニアの方のご自宅にお邪魔してコレクションを見せてもらったので、その一部をご紹介します。 ごろごろ転がる名機たち。これはごくごく一部らしいです。
今回は、LEICAのみをピックアップ。
LEICA M2 黒(七宝塗装室高橋の後塗り)
SUMMARON 35mm F2.8
LEICA純正 ファインダー28mm
LEICA純正 ストラップ
さすが七宝塗装室高橋。美しすぎる黒塗り、まさに職人芸。もはや美術品の域。
廃業してしまったことが悔やまれます。
LEICA IIIF(七宝塗装室高橋の後塗り)
ELMAR(赤)5cm F3.5
国産フード
国産ファインダー(偽ライカ)
ニコンF用 ストラップ
これも美しすぎる塗り。距離指標の白文字も鮮明。このレンズ、元は赤ELMERなので、シルバーの鏡胴に赤字の指標があった。
ファインダーのLEICAのロゴは偽物
バルナック型LEICAの軍艦部のデザインが、黒塗りになることでさらに引き立たされている。
LEICA M3 オリーブ(七宝塗装室高橋の後塗り)
SUMMICRON 50mm F2 オリーブ・後塗り
フード シュミット東京・LEICA用
シャッターボタンの皿 M2用に変更
カメラケース ニコンFM用
同色塗りのSUMMICRONをつけると一体感がたまらない。
シャッターボタンの皿が、フチにスリットの入ったM2用に変更されている。
このコレクターの方は、どうやら「後塗り=リペイント」が大好きなようで、いくつかのLEICAには、美しい塗りが施されていました。後塗りをしたのは、以前東京にあった「七宝塗装室高橋」というお店。このお店は本当にいい仕事をされていました。(同店は既に廃業)
現在、カメラの後塗りサービスをやっているお店は、大森のルミエールが有名です。
この方は、LEICAを集めるだけでなく、これらの機材で「撮ること」も楽しまれている方でした。機械は使ってこそ、その本当の魅力を堪能できるのでしょうね。
あ〜、触れば触るほど欲しくなる。。。これがフィルムカメラの、いやLEICAの魅力でしょうか。
ほしいなあ、LEICA。。。。