イベント情報
公開日:2023/02/02
ニコンミュージアム企画展「AI NIKKORの魅力〜ニコン社員による写真展」
CAMERA fan編集部
展示予定の「AI NIKKOR」ニコンが運営するニコンミュージアムでは、企画展、「AI NIKKORの魅力〜ニコン社員による写真展〜」を開催する。本展では、ニコンおよびニコングループの社員と元社員34名が撮影した写真作品約80点と、その撮影に用いたものと同型「AI NIKKOR」レンズ、約80本を展示する。会期は、2023年3月1日(水)〜9月2日(土)まで。
ニコンの一眼レフカメラ用交換レンズ「NIKKOR」は1959年から発売され、450種類を超える。そのうちの約140種類が1977年から発売された「AI NIKKOR」で、超広角から超望遠、魚眼や接写など種類も豊富。当時、最新の交換レンズシステムとして、1977年に発売されたニコンの第二のフラッグシップである「F2」やニコン一眼レフカメラの魅力を支えた。また「AI NIKKOR」は、現在でもコレクションアイテムとして、あるいは、撮影機材として多くの写真家に愛用されている。
ニコンミュージアムでは、約120種類の「AI NIKKOR」を常設展示しているが、来館者からも「AI NIKKOR」についての多数質問を受け本展が企画された。さらに、ニコン社員が撮影した写真作品によって、「AI NIKKOR」の魅力を再認識してもらいたいという。
「昇るオリオン」 使用レンズ:AI Nikkor 35mm f/2S「AI NIKKOR」は、ニコン一眼レフカメラ用Fマウント交換レンズのシリーズ。AIは、Automatic Maximum Aperture Indexing(開放F値自動補正)の略で、レンズをカメラに装着するだけでレンズの開放絞り値をカメラに機械的に伝える方式を採用している。AI方式は、1986年以降に発売されたAF(オートフォーカス)レンズ
にも継承されているが、本展ではこのAFレンズは含まずマニュアルフォーカスの
AI NIKKORが対象だが、1983年に発売されたニコンF3 AF用のAFレンズは、技術的重要性から本展でも取り扱う。
本展の開催にあたりニコンおよびニコングループの社員と元社員に「AI NIKKOR」
で撮影したことを条件にテーマやジャンルは問わず、作品を募集したところ、社員27名、元社員7名の計34名から180点におよぶ応募があった。
この中から約80点を選定し、人物、風景、自然、鉄道、天体などの作品を写真パネル
で展示。また、写真パネル以外にも100インチ大型スクリーンで約50点の作品を投影する。
「サーキットの熱い夏」
使用レンズ:AI Zoom-Nikkor 180-600mm f/8S ED
「満天の夜桜」
使用レンズ:AI Fisheye-Nikkor 8mm f/2.8S
「ガーベラとダリア」
使用レンズ:AI Micro-Nikkor 200mm f/4S IF
<企画展情報>
ニコンミュージアム企画展
「AI NIKKORの魅力〜ニコン社員による写真展〜」
会期:2023年3月1日(水)〜9月2日(土)
開館時間:10:00〜17:00(最終入館は16:30まで)
休館日:月曜、日曜、祝日、当館の定める日(年末年始、ゴールデンウィーク、夏期休館など)
※土曜日が祝日の場合も休館
※荒天、交通機関の状況、感染症拡大の影響などで、休館や開館時間を変更の場合あり
入館料:無料
場所:ニコンミュージアム
住所:〒108−6290 東京都港区港南2153 品川インターシティC棟2F
交通案内:JR品川駅港南口から徒歩約7分、京急品川駅から徒歩約10分
問い合わせ:
TEL 03−6433−3900
FAX 03−6433−3901
企画展「AI NIKKORの魅力〜ニコン社員による写真展〜」
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