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巻き上げクランク フィルム巻き上げ部は交換式で、初期のものはノブ式。写真のクランクは旧型の金属製のもの。これを探すのにかなりの時間を要した。レバーが長く操作しやすいのが特徴でデザインもよい。後にプラスチック製の味気がないものに“改悪”されているのは残念。また、露出計を内蔵したノブも用意されていた。 |
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ファインダー ノーマルのウエストレベルファインダー。プリズムファインダー、メーター内蔵ファインダーなど様々な交換ファインダーも用意されている。これは後期のタイプで、折り畳む時の収納がラクになっている。視度補正レンズの取り付けが可能になったことも特徴。この個体のルーペは「ー1」のものに取り替えてある。 |
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マウント、レンズシャッターについて 向かって左側がシャッターボタン。右がレンズ着脱ボタン。シャッターボタンの形状は尖っていて、大量撮影すると指が痛くなる。レリーズボタンを取り付けるなどすれば問題はない。マウント形状が大型。ボディ側はチャージしておかないとレンズ装着はできないので注意したい。 |
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スクリーンマットの交換と清掃について 500Cからの大きな改良点はファインダースクリーンが交換可能となったこと。ミノルタ製のアキュートマットスクリーンも加わった。スクリーンを外す場合はスクリーンを抑える両側のツメをずらす。装着時はスクリーンを落とし込んだ後にファインダーを装着するとツメが自動的に出現し、スクリーンを抑える仕組みである。 |
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フィルムチャージマークについて マガジンスライドを挿入しないとマガジンの装脱着ができない。ボディ側では巻き上げるとチャージマークが赤から白色へ変わる。シャッターを切ると両者は赤色になる。フィルムマガジンも巻き上げ設定状態で白色になる。つまり、両者のマークが白色になっている時が、正しい装着時ということになるが、後にコストダウンのためか、このマークは省略されてしまう。 |
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スプールに裏紙の先端を挿入する。 | スタートマークがの指標(△)に合うまで巻く。 |
ハッセルブラッドのフィルム装填方法 |
撮影後のフィルム巻き戻し動作 |
赤城耕一+ハッセルブラッド500C/M しっかりとしたフォールディング、フィルム巻き上げ、フレーミング、ピント合わせ、シャッターレリーズ。赤城氏の流れるような所作をご覧ください。 |
![]() | 赤城耕一 東京生まれ。出版社を経てフリー。エディトリアルやコマーシャルの撮影のかたわら、カメラ雑誌ではメカニズム記事や撮影ハウツー記事を執筆。戦前のライカから、最新のデジタルカメラまで節操なく使い続けている。 主な著書に「使うM型ライカ」(双葉社)「定番カメラの名品レンズ」(小学館)「ドイツカメラへの旅」(東京書籍)「銀塩カメラ辞典」(平凡社) ブログ:赤城耕一写真日録 |
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