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公開日:2013/04/09
本貫禄を楽しみたい「PENTAX MX-1」5月3日 発売
CAMERA fan編集部
ペンタックスリコーイメージング は、コンパクトデジタルカメラ「PENTAX MX-1」を、2013年5月3日に発売します。このカメラは、米国で開催されたInternational CES 2013で発表されて話題になりました。
開放F値F1.8〜2.5の大口径ズームレンズや、デュアル手振れ補正、最高ISO感度12800、大画面チルト式液晶モニターなど、スペック的にも魅力的ですが、カメラファンの皆さんが一番魅力を感じるのは、そのフィルムカメラライクなデザインではないでしょうか?
みなさん、もっとも注目したいのは、ボディー上下カバーの素材に、真鍮を採用しているということ。これはどういうことかというと、使い込んでボディが擦れてくると、塗装の下の真鍮の「下地」が顔を出してくるということ。これが良いんです。
(メーカー公式サイト掲載画像)
使い込んだ真鍮ボディのフィルムカメラは、エッジの塗装が剥げて、”貫禄”を醸し出します。このハゲ=貫禄がたまりません。この貫禄を塗装などにより人工的に作るべく、「偽貫禄クラブ」なるものまであります。カメラファンの商品の中から、偽貫禄ではなく、本貫禄を見つけました。
キヤノン 7 50/0.95 レンズ付
カメラのヤマゲン
http://camerafan.jp/i.php?i=2186807→商品が販売済みとなった場合、トップページへ転送されます。
この新製品MXのルーツとなったカメラは、PENTAX MX(1976年発売)。
コンパクトデジタルカメラMXは、このフィルムカメラのDNAが流れたカメラなのです。ペンタックスリコーイメージング は、同じ名を冠したカメラを37年の時を経て発売します。買ってすぐに塗装を剥がして、本貫禄を見せつけるか? それとも、きちんと使い込んで自然に本貫禄を出していくか? 貫禄のつけ方は、あなた次第です。
関連記事:カメラアーカイブ ペンタックス MX photo & text 中村文夫
http://camerafan.jp/cc.php?i=20関連サイト:
ペンタックスリコーイメージング
http://www.pentax.jp/製品ページ:
http://www.pentax.jp/japan/products/mx-1/偽貫禄クラブ
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