カテゴリから検索
山崎光学写真レンズ研究所代表 山崎和夫氏 山崎氏の手にかかれば、クモリやカビ、キズのあるレンズも新品のように甦る。 |
研磨とコーティングを終え、組み上がったレンズをチェックする山崎さん。オーダーはライカのレンズが多いという。 |
作業に入る前のレンズ。手間のシルバーの鏡筒はズノー50mmF1.1(後期型) |
作業場全体を見る。ろくろ以外機械らしい機械が見あたらず、シンプルな作業場だ。 |
研磨に入る前にレンズを暖めるための火鉢。 |
四角い枠の中央はろくろになっており、型を置き研磨を行う。作業はすべて手作業だ。 |
研磨で使用する型。このなかにレンズを入れ、回転させながら研いていく。 | 型にはそれぞれレンズ名などが記されている。ほとんどは前玉用だが、必要となればそのレンズに合った型をつくり対応する。 |
全てのレンズのカーブに対して個別の型が必要となるため、膨大な数の型が必要。専用の棚にはずらりと型が並ぶ。知っているレンズや所有しているレンズがあると思わず顔がほころんでしまう。 |
レンズをコーティングする釜 |
山崎光学写真レンズ研究所 〒169-0074 東京都新宿区北新宿4-4-9 TEL&FAX:03-3362-1809 営業時間:月〜土 9:00-17:00 休日:日・祝日 業務内容:マニュアルフォーカスレンズの修理、研磨、メンテナンス。 *来訪の際には必ず事前に連絡のこと |
著者プロフィール | |
大浦タケシ(おおうら・たけし) 宮崎県都城市生まれ。日本大学芸術学部写真学科卒業。紆余曲折した後、フリーカメラマンとなり、カメラ誌、Webマガジン等でカメラおよび写真に関する記事を執筆する。中古カメラ店巡りは大切な日課となっており、”一期一会”と称して衝動買いした中古カメラは数知れず。この企画を機に、さらに拍車がかかる模様。2006年よりカメラグランプリ選考委員。 |