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オレたち、かめらふぁん!

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オレたち、かめらふぁん!
CAMERA fanを運営する玄光社スタッフブログです。
カメラと写真を楽しむネタをご紹介していきます。
公開日:2013/10/18

鹿児島発 フィルムカメラユーザーによるフリーマガジン「CLASSIC CAMERA」

CAMERA fan編集部

「CLASSIC CAMERA」は、鹿児島のクラシックカメラファン有志が発行し、無料で配布している写真誌だ。掲載を希望するアマチュアカメラマンたちがフィルムで撮った作品を持ち寄り、自身のカメラとともに誌面で紹介している。

そもそもこの本は、カメラ修理店の「カメラサービス鹿児島」に訪れる客たちが「自分たちの写真を掲載できる写真誌をつくりたい」という思いから本造りがはじまったという。

掲載したい人が集まって制作費を出し合い、オンデマンド印刷で10〜20冊ほど印刷し仲間に配布したところ、思わぬ人気を集めた。2号目、3号目と続けていくうちに、置いて欲しいというお店や、掲載したいというカメラマンが徐々に増えていった。そこで企業やお店から広告を募集し、フリーマガジンとして発行するようになった。



SIMOHIGOSHI,hirotoさんの作品



tomovsky*/トモフスキーさんの作品



よしなが けいすけさんの作品

誌面を拝見すると、ページから撮影者の熱気を感じる。撮影者の年齢、性別、テーマも様々だが、共通しているのは「フィルムカメラを使って写真を撮る」という行為を、全員がとても楽しんでいるということ。そこには、雑誌のコンテストにあるような「上手い or 下手」という価値観は、まったく意味がなくなる。
それでは「作者の自己満足を見せつけられるのか?」とおもいきや、これがまたどのページも個性があって、読んでいて楽しい。
ある作者は、カメラ機材に愛情を持ち、愛機が主役の誌面を展開し、またある人はフィルムらしさを活かした写真を見開きで大きく掲載している。

デジタル一色のこのご時世で、表現手段として「フィルムで撮ること」を選んでいる人たちがいて、そしてここに発表の場がある。これはなんとも贅沢で、楽しげなことではないですか。
そして、CLASSIC CAMERAには、写真家 赤城耕一氏の作品が掲載されている。
最新号では、ライカで撮られたポートレート作品を掲載中。ファンの皆さんは必見だ。



CLASSIC CAMERAは年間2回発行されており、最新号のVol.6が10月に発行された。現在のところ、九州在住のカメラマンを中心に掲載を受け付けていて、掲載するには掲載料が必要。本誌の配布場所は、鹿児島を中心とした九州各地にある本誌に関連するショップや会社などで、かなり限定はされている。そのためすべてのバックナンバーは電子化されており、電子書店の「2次元読書」で無料で閲覧できる。

なお、vol.6と同時発売で、姉妹誌の「F」が創刊された。こちらはフィルム作品限定でなく、デジタルカメラで撮影された写真も掲載するノンジャンルの写真誌。掲載者も九州限定ではなく、地方からも募集する。



姉妹誌「F」Vol.1


最新号 CLASSIC CAMERA Vol.6(電子版)
http://www.nijidoku.com/products/detail.php?product_id=615

CLASSIC CAMERA バックナンバー(電子版)
http://www.nijidoku.com/products/list.php?transactionid=&mode=search&name=CLASSIC+CAMERA+&subbtn.x=0&subbtn.y=0

姉妹誌「F」(電子版)
http://www.nijidoku.com/products/detail.php?product_id=616

*スマートフォンでの閲覧には、ビュワーアプリが必要。
電子版の閲覧については電子書店にお問い合わせのこと。


連絡先:株式会社 イーデザイン
〒890-0082
鹿児島県鹿児島市紫原3-34-23
電話:099-251-9821
ウェブサイト:
http://www.e-design.jp/

<カメラファンがオススメする書籍>


フィルムカメラ・ライフ 2024−2025

 
IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著

これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック

フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著
 
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