オレたち、かめらふぁん!
公開日:2013/11/02
「CO-CO GIN-ICHI CAMERA SALON」
CAMERA fan編集部
銀一が11月6日に銀座にオープンする「CO-CO GINICHI CAMERA SALON」に行ってきた。ショップの場所は、地下鉄東銀座駅からほど近いビルの8階。
店内に入るとまず目に入ってくるのが、ずらりと並べられたライカ製引き伸ばし機のフォコマートだ。
ショーケースの中のラインナップを拝見すると、ニコン、キヤノンなど国産機械式フィルムカメラから、ライカ、ハッセルブラッド、ローライ、そしてジナーなど、35mmフィルムカメラから中判、大判カメラまでひと通り取り揃えられている。
店内には、商品ショーケースだけでなく、お客様が座ってお茶を飲める休憩スペースや、喫煙ルームが用意されている。銀座をカメラショップ巡りをして疲れたら、ここで一息ついて欲しいとのこと。ショップのホスピタリティを感じる。
ショップ名の「CO-CO(ココ)」とは、昭和47年に開いた同名のショップが由来している。過去に一度は店を閉めたが、今もう一度復活させてということになる。
店名のココとは、創業者の丹羽氏が「コンテンポラリー・コミニュケーション」というキーワードの頭文字をとって命名した。このショップが、カメラと写真好きの集まるサロンとなり、コミュニケーションをとってほしいとの願いだ。
なお、商品の通信販売は行わず、店頭のみでの販売となる。あくまでリアル店舗で人が集う場所=サロンにこだわる銀一ならではのスタイルなのだろう。 | |
フォコマート これだけの在庫を持つショップは最近見たことはありません。どれも程度は良いものでした。
| フォコマート用パーツ 各フィルムフォーマットのネガキャリアやケーブル類など充実
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ライカボディー、レンズ各種 オーバーホール済みの商品も多くあった。
| リンホフマスターテヒニカなどの大判カメラ 大型カメラ専門店として営業していた時代もある同社のこだわり
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ニッコール・C 2000mm F11 2,980,000円 ひと際目立っていたのが、巨大なニコンのレフレックスレンズ。お値段も一段とビッグ。 これは官庁系で使われていたのではないかということ。 大人が一人で両手でやっと持ち上げられる重さだ。
| 装着されているニコンFが、ミニチュアに見える。 「Fマウントだから私のデジタル一眼カメラも装着ができるのではないか!」という妄想が湧く。「APS−Cサイズ機をつけたら3000mmではないか!」と考えてしまった人はかなりの妄想症である。
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休憩スペース カメラと写真に関する書籍があり自由に読むことができる。
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Kodak製のフィルム関連製品が展示 こちらはオーナーのコレクションなので非売品
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60年前のシートフィルムやタイマー、現像液など博物館級の品もあるが、あくまで展示品で非売品
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【ショップ情報】
CO-CO GIN-ICHI CAMERA SALON(ココ ギンイチ カメラサロン)
2013年11月6日オープン予定
住所:〒104-0061 東京都中央区銀座3 丁目11 番14 号ルート銀座ビル8 階
電話番号:03-3544-4690
FAX 番号:03-3544-4691
営業時間:12 :00〜19:00
定休日:毎週日・月曜日(月曜日が祝日の場合は翌火曜日も休業)
CO-COのウェブサイト:なし
銀一オンラインショップ:
http://www.ginichi.com/