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FTbブラックボディは、F-1の「虎屋の羊羹」的な厚みがあって良いですなあ。布幕横走りのフォーカルプレーンシャッターの動作音は小さくはないが、耳への響きがいい。中古市場では全く人気がないので廉価だけど、若い人にはぜひFDレンズの描写を味わってほしいものだ。 |
S3ミレニアムのブラックボディ。オリジナルのS3ブラックは1965年に発売されているが、シャッター幕がチタン製になっているなど仕様が異なる。オリジナルのS3ブラックは価格が下がったとはいえ、まだまだ使うのに躊躇する価格なので、実用派はミレニアムを選択したほうが幸せになりそうである。 |
メーター内蔵のカメラはクラシックカメラの場合は人気がないことが多い。メーターが動かないと、いらないものを背負わされている気分になるからだろうか。ちなみにSLの場合はSPと比較して人気が高いということはない。元々は大衆機というイメージがあるので、コレクションとしては珍重されていないということなのだろう。 |
SRT101は人気のない一眼レフなので、赤ちょうちんで一杯くらいの価格で購入できたりする。重たいし、シャッター音はでかいけど、かなり頑丈なカメラで、のちのミノルタ一眼レフの軟弱な作りから見ると褒めてあげたい存在。ガシガシ使いましょう。 |
最近はコンタックス一眼レフ全般は人気がなく、中古市場でも廉価なので、本機の存在感が逆に薄れてしまった。もっとも価格的なアドバンテージというよりも、ヤシカコンタックスマウントを装備したフルメカニカル一眼レフという考え方をしたほうがいいかもしれない。小型軽量で使いやすいし。 |
赤城耕一 東京生まれ。出版社を経てフリー。エディトリアルやコマーシャルの撮影のかたわら、カメラ雑誌ではメカニズム記事や撮影ハウツー記事を執筆。戦前のライカから、最新のデジタルカメラまで節操なく使い続けている。 主な著書に「使うM型ライカ」(双葉社)「定番カメラの名品レンズ」(小学館)「ドイツカメラへの旅」(東京書籍)「銀塩カメラ辞典」(平凡社) ブログ:赤城耕一写真日録 |
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