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イベント情報

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イベント情報
公開日:2020/08/24

日本カメラ博物館 特別展「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」

CAMERAfan編集部
日本カメラ博物館では、特別展「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」を2020年10月13日(火)から2021年1月31日(日)まで開催される。

『谷中レトロカメラ店の謎日和』(柊サナカ著・宝島社刊『このミステリーがすごい!』大賞シリーズ)は、カメラそのものが謎を解く鍵となるミステリー小説。東京の谷中でレトロカメラ店を営む今宮(いまみや)と、そこに働く来夏(らいか)が、日常に起こる問題や人間関係のもつれなどを、“カメラ”を糸口に紐解いていく物語で、ユニークで心温まるストーリーがカメラファンやミステリーファンの心をつかみ、多くの読者に支持されている。2015年の発表から現在まで2巻が刊行されており、日本カメラ博物館は登場するカメラの確認のために刊行当初から関わっている。

本展示では、作中に登場する個性豊かなカメラの数々を、カメラの特徴を描き出した小説の一節とともに紹介し、新たな視点からカメラの魅力を伝える。

また、今回の展示のために柊サナカ氏が特別に書き下ろした『谷中レトロカメラ店の謎日和』ショートストーリーを当館限定で発売。作中には、館内に展示中のカメラをヒントに登場人物の“ある目的”を探し出す謎解きも掲載されている。

このほか、著名な小説に登場したカメラを紹介するコーナーも設け、『谷中レトロカメラ店の謎日和』をまだ読んでいない方にも楽しめる展示となっている。

また、本展示に合わせて、2020年10月6日に『谷中レトロカメラ店の謎日和』の3巻が発売される予定。本展示の詳細についてはこちらより。


『谷中レトロカメラ店の謎日和』
2015年・柊サナカ著・宝島社刊

<特別展情報>

日本カメラ博物館 特別展
「小説のなかのカメラ 『谷中レトロカメラ店の謎日和』より」


会期:2020年10月13日(火)〜2021年1月31日(日)
会場:日本カメラ博物館
時間:10:00〜17:00
休館日:毎週月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日の火曜日)
              年末年始休館 2020年12月26日(土)〜2021年1月4日(月)
入館料:一般 300 円、中学生以下 無料
    団体割引(10名以上)一般 200 円
住所:〒102-0082 東京都千代田区一番町25番地 JCIIビル

展示内容:
『谷中レトロカメラ店の謎日和』作中に登場したカメラ約80点、そのほか著名な小説に登場したカメラ、柊サナカ氏が自身のフィルムカメラで撮影した写真作品(数点)などを展示。

図録:
柊サナカ氏特別書き下ろしの『谷中レトロカメラ店の謎日和』ショートストーリー「勇者のなり方、教えます」を発売。

常設展等:
常設展として世界最初の市販カメラ「ジルー・ダゲレオタイプカメラ」、「日本の歴史的カメラ」約300点、「ライカコーナー」、「カメラのおもちゃコーナー」、「分解パネルコーナー」などを展示


※不特定多数の来場者への新型コロナウイルスの感染リスクを考慮し、開催を見合わせる場合もございます。どうぞご了承ください。


<プロフィール>

柊サナカ (ひいらぎ さなか)
1974年香川県生まれ、兵庫県育ち。日本語教師として7年の海外勤務を経て、第11回『このミステリーがすごい!』大賞隠し玉として、『婚活島戦記』(宝島社)にて2013年デビュー。このほか著書に宝島社文庫『このミス』大賞シリーズ『レディ・ガーディアン 予告誘拐の罠』(2014年)、『谷中レトロカメラ店の謎日和』(2015年)、『谷中レトロカメラ店の謎日和 フィルム、時を止める魔法』(2016年)、『人生写真館の奇跡』(2019年)。ほか、『二丁目のガンスミス』(2019年)、『二丁目のガンスミス 恋わずらいの銃弾』(2020年 ともにホビージャパン)、など。

 
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