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左からローライフレックス2.8F、ローライフレックス2.8GX、ローライコードV型 |
![]() | ローライフレックスオートマットIII型 1937年発売のローライフレックス・オートマットの流れを汲む名機。このカメラから上下のレンズにバヨネットが付き、現代のスタイルが完成した。 |
![]() | ムター レンズ交換ができないローライフレックスのために用意されたコンバージョンレンズ。焦点距離を1.5倍にする望遠用と0.7倍にする広角用の2種類がある。 |
![]() | ローライフレックス4×4(右) 1930年に登場した127フィルムを使用する4×4センチ判の小型二眼レフ。写真のカメラは、戦後型で、フィルム装填はオートマット。アメリカではベビーローライと呼ばれている。左のカメラはローライコードVb型。並べてみるとベビーローライの小ささがよく分かる。 |
![]() | ローライコード ローライフレックスの普及機として1933年に誕生。製造コストを下げるため構成枚数の少ないトリオターレンズが採用されている。 |
![]() | ローライコードV型 ピント合わせ用ノブが向かって左側にあるタイプの最終型で、シャッターにライトバリュー指標が付いた。レンズはシュナイダー製クセナー75ミリF3.5 |
![]() | ローライコードVb ローライコードの最終モデル。この機種からピント合わせ用ノブがボディの向 かって右側に移動。高級機のローライフレックスと同じレイアウトになった。 |
![]() | ローライフレックス2.8C 最初にF2.8の大口径レンズを採用したのは、1949年発売のローライフレックス2.8Aで、テッサー80ミリF2.8付きだった。2.8Bでレンズをビオメターに変更。2.8Cからカール・ツァイス製プラナー80ミリF2.8あるいはシュナイダー製クセノター80ミリF2.8が採用された |
![]() | ローライフレックス3.5F 2.8Fのレンズをカール・ツァイス製プラナー75ミリF3.5あるいはシュナイダー製クセノター75ミリF3.5に変更したモデル。2.8Fとともに人気が高い。 |
![]() | ローライフレックス2.8F 真の意味でローライフレックスの最終型と言えるモデル。F型以降に登場したGXなどもローライフレックスを名乗っているが、フィルム装填をセミオートマットに変更するなどメカの簡略化が行われている。レンズはカール・ツァイス製プラナー80ミリF2.8あるいはシュナイダー製クセノター80ミリF2.8付き |
![]() | テレ・ローライフレックス ローライフレックス2.8Eのレンズをカール・ツァイス製ゾナー135ミリF4に変えて1959年に登場した望遠専用機。画角は35ミリ判の80ミリクラスに相当し、主にポートレート撮影に利用された。 |
![]() | ワイド・アングル・ローライフレックス テレローライ発売の2年後にカール・ツァイス製ディスタゴン55ミリF4を装着して発売された広角専用機。 |
![]() | ローライフレックス2.8GX ローライは1981年に二眼レフの製造を一旦中止するが1987年に製造を再開。そのときのモデルが2.8GXだ。フィルム装填はセミオートマット式で、メカ的にはローライコードとローライフレックスの折衷型。ビューファインダー内にTTL露出計を内蔵し、ストロボもTTLオートに対応している。現行商品の2.8FXはデザインが違うだけで基本スペックは変わらない。 |
![]() | 中村 文夫(なかむら ふみお) 1959年生まれ。学習院大学法学部卒業。カメラメーカー勤務を経て1996年にフォトグラファーとして独立。カメラ専門誌のハウツーやメカニズム記事の執筆を中心に、写真教室など、幅広い分野で活躍中。クラシックカメラに関する造詣も深く、所有するカメラは300台を超える。日本カメラ博物館、日本の歴史的カメラ審査委員。 |