Traveler`s Photo Diary
公開日:2023/05/23
1996年 沖縄【後編】
Photo & Text 野寺治孝
竹富島 ハッセルブラッド500C/M プラナー80mm F2.8 フジ・ベルビア100【前編はこちらから】
沖縄の魅力は何と言っても、きれいな海にあると思います。他では見ることの出来ない、南国沖縄ならではの青く澄んだ海に、本当に心が洗われます。
海を中心に絵作りをするのが、写真を撮る時の狙い目としてお勧めです。
沖縄本島よりも離島の海がきれいな場合が多いので、訪れると良いでしょう。
飛行機の直行便がある石垣島を起点に、波照間島、小浜島、西表島、竹富島を廻ってみるのはどうでしょうか。出来れば各島に1泊はして欲しいですね。
もし1ヶ所だけを選ぶとしたら、石垣島からフェリーで15分足らずの竹富島・コンドイビーチを訪れてみてください。
狙い目は大潮の時です。潮が引くと砂地が海面からすぅっと現れて「ここはモディブルかハワイか?」と思うほどきれいな海の風景を目の当たりにすることが出来ます。事前に大潮の日を調べてスケジュールを組まれるといいと思います。
また竹富島は街並みもフォトジェニックなのです。沖縄独特の橙色の屋根瓦と青空とのコントラストがとても写真に映えます。
朝には先ずは早起きしてビーチを撮りましょう。これは沖縄に限ったことではありません。旅写真では“朝飯前の1枚”が鉄則です。早朝のビーチは人もまばらで実に美しく、昼間は街や人をスナップして、日が傾いた夕刻からまたビーチを中心に撮影するのが私のルーティーンです。
現地で仲良くなったタクシー運転手さんによると、ゴールデン・ウィークは梅雨の走りで、実はあまり天気が安定していないそうです。お客さんには「昨年は天気が良かったのにねー。ついてなかったねー。また来年来てねー」と言うそうですが(笑)
本当は梅雨が明けてからの6月半ば以降が、天候が安定しやすくお勧めです。
ただし湿気を含んで暑くなりますから、熱中症には十分に気をつけて撮影してください。
「日本語が通じる、どこかの東南アジア諸国」を訪れるくらいの感覚で沖縄の地を廻ると、面白い写真が撮れると思います。
最後に、私も経験しましたが9月は台風に気をつけてください。
本当に経験したことがないような暴風雨が襲ってきます。
しかし現地の方は慣れているせいか「なんくるないさー」と朗らかに笑っていました。波照間島 コンタックスRX 85mmF1.4 フジ・ベルビア100沖縄本島 ハッセルブラッド500C/M ディスタゴン50mmF4 フジ・ベルビア100
竹富島 ハッセルブラッド500C/M ディスタゴン50mmF4 フジ・ベルビア100
西表島 ハッセルブラッド500C/M ディスタゴン50mmF4 フジ・ベルビア100 西表島 ハッセルブラッド500C/M ディスタゴン50mmF4 フジ・ベルビア100竹富島 ハッセルブラッド500C/M ディスタゴン50mmF4 フジ・ベルビア100宮古島 ハッセルブラッド500C/M プラナー80mmF2.8 フジ・ベルビア100宮古島 ハッセルブラッド500C/M プラナー80mmF2.8 フジ・ベルビア100 <野寺治孝の使用カメラ>
ハッセルブラッド 500C/M
コンタックス RX
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