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写真展情報

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写真展情報
公開日：2023/07/11

南雲暁彦 写真展「Beautiful border-美しき境界線-」

CAMERA fan編集部


カメラファンで「The Lensgraphy」を連載するフォトグラファーの南雲暁彦氏による
写真展「Beautiful border-美しき境界線-」が、港区南青山のレストラン「La CHIARA」にて開催されている。展示作品は南雲暁彦氏著作の「IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」のスピンアウト作品からセレクト。会期中は展示作品の販売も行っている。

「La CHIARA」は、女優の渡辺めぐみ氏がオーナーを務める表参道のレストランで、店内には、アーティスト作品の展示スペースがあり、アートを感じながら食事を楽しむことができる。


水と油を被写体としたシリーズ作品が展示される。

「Beautiful border -美しき境界線-」
作品コンセプト

それは違いであり、尊重すべき存在としても見えるものだ。
国々でも個人個人でも「自」は確固として存在し、各々尊厳を持つものだと思っている。
水と油の作りだすビジュアルは美しい、これをネガティブな比喩として使うにはあまりにも純粋な美しさを持っている。そしてどんなに無理やりかき混ぜても、やはり自分の姿に戻っていく。
水が油になることも、油が水になることもない。そのままでいればいい、それが一番美しい姿だ。

いい意味での融合はもちろん世の中にはたくさん存在する。
それはそもそも水と油ではなくて、コーヒーとミルクのような関係だったのだろう。
そうやって進化、多様化していく事も素晴らしい。

一方、水と油は確かに混ざらない。
だが人どうしがそのように意識し、反発して生み出してきた哀しい歴史を変えていきたいと思うのだ。

今強く、平和を願う。
そんな想いが世の中に存在するネガティブな意識すら変えていきたいという表現に繋がったのかもしれない。

お互いがそのままの形で、美しい世界を作っていけるように願いを込めて。

南雲暁彦

 

＜写真展情報＞

南雲暁彦 写真展「Beautiful border-美しき境界線-」
会期：2023年7月3日〜年内を予定
会場：La CHIARA
＊会場はレストランです。
Tel：03-6721-1819
住所：東京都港区南青山3-18-19 FESTAE表参道ビル 7F
 

＜プロフィール＞

南雲暁彦（なぐもあきひこ）
1970年 神奈川県出身 幼少期をブラジル・サンパウロで育つ。日本大学芸術学部写真学科卒業。凸版印刷株式会社、ビジュアルクリエイティブ部所属 チーフフォトグラファー。世界中300を超える都市での撮影実績を持ち、風景から人物、スチルライフとフィールドは選ばない。近著「IDEA of Photography 撮影アイデアの極意（玄光社刊）」。APA会員。長岡造形大学、多摩美術大学非常勤講師。コマーシャル・フォト「IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」を連載中


＜関連書籍＞


IDEA of Photography 撮影アイデアの極意

南雲暁彦 写真展「Beautiful border-美しき境界線-」
https://shuffle.genkosha.com/event/other/10848.html

＜カメラファンがオススメする書籍＞


「フィルムカメラ・ライフ　2024−2025」

 
「IDEA of Photography 撮影アイデアの極意」南雲暁彦・著


「個性あふれる"私らしい"写真を撮る方法」野寺治孝・著


＜これからフィルムカメラをはじめたい人のためのガイドブック＞


「フィルムカメラ・スタートブック」大村祐里子・著

 
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